独占:Twitterの検索担当責任者、製品再編成のために辞職

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昨年7月、Twitter検索の利用量が爆発的に増加した。そこでTwitterは、高名なエンジニアであるDoug Cookを、新たな「検索担当ディレクター」として招いた。そのCookが同社を辞めたという情報を得た。

コメントを求められたTwitterは、同氏が退社したことは認めたが、離脱の理由は明かさなかった。本誌は、Cookが辞めた理由は検索チームが少なくとも2つの別グループに分割されたことによるという情報も聞いている。本件に関するTwitterのコメントも、それを裏付けているようにみえる。

私たちは検索にさらに投資しており、推論、発見、リアルタイム検索の基盤作りに特化した新チームを発足させた。

Twitterは、検索担当ディレクターの後任を置くかどうかには触れなかったが、聞くところによれば、この新しい複数チーム体制ではその役割はもはや存在しないという。

検索は、最近のTwitterでは最も重要な要素である。便利だというだけでなく、Twitter初の収益化大計画 ― スポンサー付ツイート ― に直接関わるものだ。さらに、ハッシュタグの関連付け等Twitterが取り組んでいるいくつかの事柄にとっても鍵になる ― それは、おそらく分析のようなことだろう。

Twitterの検索は、2008年の夏に同社がSummizeを買収した時に始まった。そのサービスがTwitter Searchへと変貌をとげ、search.twitter.comに常駐するサービスとなった。2009年3月には、非常に便利なサービスになり、本誌はTwitterを検索エンジンとして考え始めたという記事を書いた。同年4月、Twitterは検索を同社の主要製品として送り出し、それ以来中核をなす機能となっている。

これは、Twitter初のかなり大きな改革の一つである(2008年にEv WilliamsがCEOの座をJack Dorseyから奪っているが)。このニュースは、Greg Pass(Summizeの共同ファウンダー)がTwitterで最初のCTOに昇進したという、本誌が4月に報じた話題に続くものだ。あの異動は、Palmのソフトウェアとサービスの責任者だったMichael Abbottが技術担当VPに就任するための席を空けるものだった。

Cookは、Twitterに来る前はYahooで技術担当VPを務めていた。同氏はTwitterのチーフ・サイエンティストだったもう一人のSummize共同ファウンダー、Abdur Chowdhryから、検索責任者の役割を引き継いだ。彼のLinkedInのブロフィールによると、これが現在唯一の職である。最近のツイートを見ると、彼の次の行動は休暇を取ることらしい。

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(翻訳:Nob Takahashi)