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comScoreスマートフォン活用レポート:専用アプリケーションの利用率がブラウザの利用率を逆転。活用事例が多いのはやはりソーシャルネットワーク

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iPhoneやAndroidといったスマートフォンが登場して以来、モバイル環境でのブラウザないしアプリケーションの利用者が大幅に増加してきている。しかしいったい、携帯電話を使って何をしているのだろうか(Doodle Jumpで遊んでいる人が多いのは知っている)。インターネットのデータ分析を行っているcomScoreが、この点についての最新レポートを発表した。結論についてはさほど驚くような内容ではない。スマートフォンと従来型携帯電話の双方でソーシャルネットワークが大いに利用されるようになっているとのことだ。続いてネットバンキングの利用も多い。ここまでは当然とも言える結果だが、レポートではアプリケーションからの利用状況とブラウザベースのものを比較しており、これはなかなか興味深い。

レポートによれば昨年1年間で、スマートフォンにおけるネイティブアプリケーションおよびブラウザの利用頻度は大いに上がった(それぞれ111%増、112%増となっている)。今年の4月にはスマートフォンのネイティブアプリケーションの利用率が80%でウェブの利用率が78%となり、ついに利用率の面で逆転するにいたったようだ。これは注目に値する。と言うのもスティーブ・ジョブズが、iAdsのアナウンスを行う際にスマートフォンでは検索という行為は廃れ、誰もがアプリケーションを利用するようになると主張しているからだ(もちろんブラウザを利用する人がみな検索を行っているということではない)。

尚、同様に昨年1年間について調査すると、従来型携帯電話でブラウザを使った人は19%に過ぎず、アプリケーションを使った人も17%に過ぎなかったようだ。ただし割合こそ低くとも従来型携帯電話は普及率そのものが高く、モバイルブラウザおよびアプリケーション利用者全体のほぼ半数を占めることになっている。

利用者が携帯電話を利用して何をしているのかと言えばソーシャルネットワークがダントツとなっている。この分野ではとくにネイティブアプリケーションの利用率が上がっている。昨年1年を見るとネイティブアプリケーションの利用率は240%増加しており、ブラウザベースでの利用率は90%の成長にとどまった。またネイティブアプリケーションの利用が進みつつある分野としては他にニュース、スポーツ、およびバンキングの分野となっている。ソーシャルネットワークに次いで、ブラウザないしブラウザアプリケーション経由での利用が多いのは、バンキング、サイトの閲覧、スポーツ、そして検索ということになっている。

尚、comScoreの今回の調査では、ゲームがその対象から除かれていることに注意が必要だ。ゲームも対象に加えれば、ネイティブアプリケーションでの利用頻度No.1の座はこちらのものになるはずだ。


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(翻訳:Maeda, H)