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犬猫サイトの今風フルモデルチェンジとは?: DogsterとCatsterにその例を見る

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インターネットのソーシャルサイトの中では、DogsterCatsterはよくやってるほうだ…どちらもここ3年利益が出ている。でも彼らはつねに現状に安住せず、サイトを改良してもっと良いユーザ体験を実現しようと努力している。そしてこのたびは、大規模なデザイン変更を行った。CEOのTed Rheingoldはそれを”完全な再立ち上げ”と呼んでいて、ロゴやレイアウトやキャッチコピーだけでなく、サービス本体もフルモデルチェンジした。

言うまでもなくDogsterは犬を飼っている人たちのためのソーシャルネットワーク、Catsterは猫を飼ってる人たち用だ。でもRheingoldは、ソーシャルな機能ではなく情報やサービスを求めて訪れる人が多いことに気がついた。そこで今度のリニューアルでは、そういう分野に力を入れた。それは、コミュニティが作るコンテンツと、プロフェッショナルなコンテンツの混成サイトだ。

コミュニティサービスは大量のコンテンツが得られるが、それらを体系化できない“、Rheingoldはそう言う。また、検索エンジンから来るユーザが多いので、そういう人たちはソーシャルな要素にむしろ面食らう。そこで今回、2つのサイトに対する細かい手入れが行われた。同社が目指したものは、コミュニティが提供する良質な情報と、サイト自身が提供する優れたプロフェッショナルな情報のミックスだ。Rheingoldは、この混成形式がベストだと感じている。それは、”インターネット上でふつうの人が言ってることは、それほど信用できない、むしろ人びとは専門家の考えを聞きたがっていることが多い。しかしそれと同時に、専門家の意見が自分のペットの状況に合ってないこともあるので、丸呑みはできない“からだ。そこで彼は、この混成形式が今後はあらゆるコミュニティコンテンツサイトの標準形式になると考えている。

今回のモデルチェンジに花を添えるものとして、DogsterとCatsterは数社と提携関係を結んだ。それはまず、Petfinder.comとの長期的で内容の深い提携だ。これからのDogsterやCatsterでは、里親募集コーナーで、里子にできる犬や猫を検索してブックマークできる(Dogster/Catster→Petfinder.com)。そして里親になった人たちは、これからの飼い方等の情報源としてDogsterとCatsterを推奨される(Petfinder.com→Dogster/Catster)。

もう一つの提携先がYextだ。ここでDogsterとCatsterの会員は、地元の良い動物病院を見つけることができる。Rheingoldは、Yextはサービスの質がとても良いので、自分のサイトで類似サービスを独自にやるよりは提携したほうが良いと考えた。

さらにDogsterとCatsterは、Hunchの最初のパートナーの仲間入りをして、ここの意思決定ウィジェットを会員に提供する。”それを使うと誰もが質問をもっと気楽にできるようになり、しかも自分の状況に合ったヘルプを得られる“、Rheingoldは、これならプロフィールのないユーザでも優れた情報にアクセスできる、という。

DogsterとCatsterのもう一つの新しい試みは、サイトからのお節介メールだ。Rheingoldによれば、サイトの訪問者はとても多いが、しかし一度きりの人が多い。そこでもっと息の長い関係を編み出すために、たとえば半年前に子犬を持っていた人には、生後6か月のワンちゃんに関する情報をメールする。登録ユーザ数はほぼ100万だが、広告主たちはこの数字には感動しない。彼らにとって重要なのは、あくまでも顧客〜見込み客とのおつきあいの構築だ。メールへの反応ややりとりを通じて、それができるようになる。〔Web語で言えば、エンゲージメント(engagement)、関わり、の構築。〕

Rheingoldによれば、DogsterとCatsterの全トラフィックの4%が今ではiPhoneからだ。これは彼の予想を超える大きさであり、サイトリニューアルの動機の一部はここにある。そこでどのページも、小さな画面でも見やすいようにした。デザインを担当したのは、Mule Designだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))