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Flicker.comドメイン、ついにYahooのものに。そして今明かされる「E」なしドメイン名の歴史

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最もメジャーなソーシャルサイトを問えば、Flickrの名前も挙がることだろう。そしてこのFlickrは、もっともスペルミスされやすいサイトでもある。FlickrはFlickerと発音されるのだが、当時はFlickrにならって母音を抜くWeb 2.0系サイトが増えたものだった。こういう命名もアイデアとしては面白いものと言えるだろう。ただ正しく綴ったFlicker.comのドメインも持っているのでなければ、少々面倒なことになる。2005年にFlickrを買収したYahooは、ようやくFlicker.comのドメインを取得することになった。

1年前に記事に記したように、Flicker.comのドメインは、そのサイトで売りに出されていた。サイトを訪問するとロゴとトラフィック数データが表示されるようになっていた。そのデータによればFlicker.comは年間で360万のユニークビジターを集めていたとのことだ。ほとんどはダイレクトアクセスで(95%)、つまりはFlickr.comを開こうと思った人がFlicker.comを開いてしまったものだろう。

Yahooによる取得については、まずWHOISのデータに変更があったことが報告され、そしてTechCrunchでは本件をYahooに確認した。Yahooのスポークスマンは「FLICKER.COMのドメインはYahooにトランスファーされました」と述べたが、利用予定などの詳細については話してくれなかった。これに先立ってDomain Name Wireにも、法的手段によってYahooがドメイン名を取得した旨が報じられていた。2007年にはYahooがFlicker.comのオーナーに対して60万ドルを提示して拒否されたという話が流れていた。

現在のところ、まだFlicker.comはこれまで通りのページに飛ぶようになっているが、間もなく変更されるものと思われる。

Update: Flickrの共同創立者(現在はFlickrには関わっておらずHunchという新しいスタートアップを手がけている)のCaterina Fakeは、以下のようにコメントして、名前に関わる歴史などを明らかにしてくれた。

私たちもFlicker.comのドメインを購入しようとしたことがあります。ドメインはFlicker Beerとういビール用に獲得されていたものでした。ただ私たちが申し出たときはドメインを売るつもりはないとのことでした。しかしそのあと、私の知る限りではドメインを売却したようです。Flickerという名前は非常に気に入っていたので、Eを消してでも使おうとしたのです。ただなかなか受け入れてもらえず、かなり苦労することにはなりました。そうこうするうちにEを書かないスタイルが流行りみたいになったわけです。

つまりは、Flicker BeerのおかげでEを落とす流行が生まれたということだ。そういえば、かつてTwitterにもEがなかったことを知っている人は少なくなってきているかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H)