たとえば@BarackObamaと@TechCrunch、フォロワー間の類似性とは何か?

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一見したところ、@TechCrunch@BarackObamaの両Twitterアカウントには共通性などないように見える。オバマ氏は大統領で、こちらはテックブログだ。@BarackObamaではスタッフが大統領発言の引用文を発し、こちらはブログ記事へのリンクを流している。先方は530万のフォロワーがいて、こちらのフォロワーは140万だ。こうした違いにも関わらず、ソーシャルメディア分析を行っているSysomosによれば、双方のフォロワーで、オーソリティレベルがともに10段階で2.4であるという共通点があるのだそうだ。

平均値が低くなっているのは、100万以上のフォロワーがいる中で大数の法則が働くからだ。このオーソリティレベルは、フォローしている人数とフォローされている人数の比率や、フォロワーによりリツイートが行われる頻度などの数値に基づいて計算されている。積極的に発言をしておらず、そしてフォロワーもいない状態では評価値が0となる(ボットはそうした傾向をもち、そして上で比較した両アカウントのオーソリティレベル平均を引き下げている)。一方で多くのフォロワーがいて、ごく少数をフォローし、そしてフォロワーたちが数多くのリツイートを行っているような場合には評価値が高くなる。

Sysnomosは、いろいろなタイプ(セレブ、ニュース報道組織、ソーシャルメディア界における大物等)の分析を行って、その結果を掲載している。たとえばAshton Kutcher(@Aplusk)やBritney Spearsには数多くのフォロワーがいる(それぞれ500万、480万という数値だ)が、フォロワーのオーソリティレベルは低い(それぞれ1.8と1.3)。New York TimesやTechCrunchなどのニュース報道組織ではフォロワーのオーソリティレベルが少々上がって、それぞれ2.2および2.4という数値になっている。しかしオーソリティレベルがさらに高いのは@steverubel@chrisbrogan、および@jowyangなど、ソーシャルメディア界の大物と呼ばれる人々だ。職業的にはソーシャルメディアコンサルタントやPRエキスパートに分類される。上にあげた人々はフォロワーこそ少ないものの(それぞれ42,000、140,000、65,000)、そのフォロワー達はより多くリツイートし、これによりSysomosでのオーソリティレベルが上がることになる。フォロワーのオーソリティレベルも中央付近の人が多くなっている(下図参照)。

オーソリティレベルを単純にフォロワーの数で判定するのは適切とは言えない。投じたメッセージないしメッセージ群がどれだけ広まっていくのかという視点に立つ方が、より良い判定基準だと言えるだろう。別の方法で影響力について集計しているTunkRankKloutなどの比較データも見てみたいところだ。

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(翻訳:Maeda, H)