Twitter上の影響力測定を行うKlout、BirdBrainでFacebookデータの活用を実験中

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Twitter上の影響力計測のサービスを行っているKloutが、新たにBirdBrainというサービスを立ち上げて、守備範囲を拡大しつつある。このサービスではTwitterに加えFacebookのデータも活用して影響力の計測を行うものだ。

BirdBrainはFacebook Connect経由でFacebookに接続し、プロフィールに記載された「趣味・関心」のデータを取得する。そしてそのデータに基づいてTwitter上で影響力を持つと判定された人のアカウントを表示する。判定に用いるのはもちろんKloutで、複雑なランキングアルゴリズムとツイート内容のセマンティック分析を用いて、トピックスに関連するTwitter利用者のランク付けを行う。ちなみにKloutは最近、新しいAPIもリリースしている。

KloutがBirdBrainを開発したのは、Twitterのおすすめリストが十分に機能していないという思いがあったからだ。Kloutによれば、Twitterのおすすめリストは大雑把に過ぎるのだとのこと。BirdBrainはFacebookに接続し、そこから興味のある内容を読み込む。そしてそのデータとツイート内容と統合分析することで、興味のありそうな利用者情報を提供してくれるわけだ。たとえばテレビ番組のLostに興味があるとFacebookに掲載している場合、Kloutは「煙」や「シロクマ」の謎についてツイートしている人がリスト表示されるということになる。またKloutはフォロー候補となる利用者をそれぞれさまざまなタイプ別に分類して表示するようにもなっている。たとえば興味のあることについて数多くのツイートを投じる人は「chatterbox」に分類され、あるいは発言が他の人によって再利用されるような発言をする人は「curator」に分類されるという具合だ。

このBirdBrainはKloutが新しく立ち上げた「Labs」に属するプロダクトという位置づけだ。LabsではTwitterのみならず各種ソーシャルネットワークにおける影響力分析を行うプロダクトの試験運用を行っていくとのこと。BirdBrainは、Kloutが初めてTwitter以外のデータを活用した事例ということになる。KloutのCEOのJoe Fernandezによれば、BirdBrainはまず最初のクロスプラットフォームの影響力判定実験プロダクトだそうだ。Twitter自身が強力な分析プラットフォームの構築を目指しているらしい中で、他のプラットフォームにも手を広げるKloutの判断は正しいものと言えるだろう。KloutはFacebookとTwitterのデータを統合して活用するイノベーション技術構築のため、最近$1.5M(150万ドル)の資金を調達している。

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(翻訳:Maeda, H)