日本にてEvernote 100%出資の「エバーノート株式会社」が誕生。評判の文字画像認識でも日本語の正式サポートを開始

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情報を収集管理するサービスを展開しているEvernoteは、日本語版の提供を開始して3ヶ月ほどのうちに日本における確かな手応えを感じつつある。

Evernoteの発表によれば、日本は既にアメリカに次いで2番目の規模を持つマーケットに成長している。トラフィック面でも1日のトラフィックの15%近くが日本からのものとなっているそうだ。また日本では、Evernoteの関連書籍の販売実績が既に50,000冊の大台を超えてもいる。

この成功の裏にはソニー、キヤノン、富士通などとの協調関係もあるのだとのこと。そしてEvernoteは日本におけるこの状況をさらに拡大していこうという考えだ。

Twitterもそうだったが、Evernoteもまた急速に成長しつつある日本でのビジネスに大いに注力していこうとしている。その動きのひとつとして、Evernoteは100%出資のEvernote Japanの設立し、東京に事務所を構えることをアナウンスした。また、それとともにEvernoteの実装している画像認識技術を日本語にも適用することを発表した。

日本に子会社を設立することの目的は、日本において急速に拡大している利用者へのサービス提供、日本国内におけるテクノロジーおよび開発者とのパートナーシップの提携などが挙げられている。同社はサポート、マーケティング、コミュニティエンゲージメント、およびプロダクト開発部門のフルタイムスタッフを採用するのだとのこと。

社名は「エバーノート株式会社」となり、Evernote本社における日本担当バイスプレジデントである中島健氏が率いることとなる。同氏はソニーにてVAIO関連ビジネスグループに所属していたこともある。

またエバーノート株式会社のチェアマンとして、日本のIT産業界に長く携わり、シリコンバレーにおけるアントレプレナー経験および日本アップルにおけるマーケティング担当ディレクターとしての経験を持つ外村仁氏を採用した。

尚、日本語画像認識の詳細についてもいくつか発表があった。すなわち、本日以降Evernoteに保管される画像に日本語文字画像が含まれている場合、その文字画像を日本語として認識し、日本語を使って検索できるようになる。またプレミアム会員については、これまでに投稿した日本語文字画像を含むデータの再インデックス化も行えるようになる。

Evernote社はこれまでに$25M(2500万ドル)以上のベンチャー資金を調達している。CEOのPhil Libinは最近、Evernoteにおける現状と今後の戦略についてのプレゼンテーションも行っている。その際の動画を以下に掲載しておく。



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(翻訳:Maeda, H)