Twitterの成長、全世界で継続中(グラフあり)

次の記事

foursquare、成長速度を加速して1週間で100,000人ほどの新規利用者を獲得中

FacebookのCEO、Mark Zuckerbergは「Twitterの急成長を気にしすぎた」と反省しているが、それはまあその通りなのだろう。しかしTwitterの驚異的急成長が全世界で続いているのも事実だ。

オンライン統計分析会社のcomScoreによると、不完全な調査(サードパーティーのクライアントを利用した訪問者が除外されている)にもかかわらず、Twitterの成長は依然として続いている。そして今回はPingdomが、いったい現在の世界のどこでいちばん成長しているのかを調査した。 その結論は、簡単に言ってしまえば「世界中」ということのようだ。

PingdomはGoogleの Trends for Websitesを利用してTwitter.comへの月次トラフィックデータを収集して成長カーブを分析した。Twitterのユーザーはデスクトップ版クライアント、モバイル版クライアントを利用しているので、どのみち正確なユーザー数を把握するのは困難だ。したがって大づかみなトレンドを知るには成長率を比較するというPingdomの方式が理にかなっているといえる。

ちなみに、TwitterのCOO、Dick Costoloは今月初めに、全ユーザー数は1億9千万、ツイート数は1日あたり 6500万に上ると発表した。また4月にはTwitterの国際開発チームの主席エンジニア、Matt Sanfordが登録ユーザーの60%以上アメリカ以外の国の居住者であると述べた。

以下にPingdomによるTwitterのトラフィックが急成長を続けているとされる国をグラフ入りで紹介しよう。

ラテンアメリカ

Pingdomによると、この地域でもっとも成長が急なのはアルゼンチン、ブラジル、メキシコ、ベネズエラだという。これら国では2010年1月にいっせいに急成長が始まっている。Twitterにスペイン語版が導入された2009年1月ではなく、なぜこのときになってから急成長が始まったのか、理由は不明。

Pingdomも指摘しているが、これら5カ国のインターネット・ユーザーの総数は1億5千万という(Internet World Stats)

アジア

ラテンアメリカに次いでTwitterの成長が著しい地域はアジア、特に東アジアだl。この地域の人口トップ4カ国のうち3カ国でTwitterは急速に受け入れられている。つまりインド、日本(日本にはオフィスがあり、独自の広告事業を行うなど積極的に活動している)、韓国、台湾だ。タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシアでも成長が始まっているようだ。

Pingdomよるとこれら4カ国のインターネット・ユーザーの数は合計2億3千万人に上る(ほぼアメリカのユーザー数に匹敵する)

ヨーロッパとロシア

ヨーロッパでもTwitterは次第にユーザーを増やしているようだ。特にイタリア、スペイン、ロシアの成長率が高い。Pingdomによると、これら3カ国のインターネット・ユーザーの合計は1億400万。

結論:Twitterの急成長が依然として続いていることには疑いがない。われわれは以前からTwitterが国境だけでなく言語の壁さえ超えて成長していることを知っていた。Twitterは現地の携帯キャリヤと提携し、多言語化も積極的に進めてきた。これから世界各地で多数のスマートフォンが販売され、強力なモバイル用データネットワークのインフラが整備されていくにつれて、Twitterのユーザーはますます増え続けるはずだ。

さてここで重要な質問だ。Twitter自身のインフラは長期的にみて、こうした急成長に追いついていけるだろうか? たとえば最近もワールドカップによるトラフィックの急増でTwitterには深刻な障害が出ている。

PingdomはTwitterがもっとも著しい成長を遂げた国を特定しようとして成長率を調査したわけだが、その結果からみると、Twitterはどこか特定の国や地域というより、全世界で成長しているというのが正しいようだ。

さて、Twitterは以前から「地球の鼓動を伝えるプラットフォームとなるという野心的な目標を掲げているが、10億ユーザーを獲得してその野心を達成する日はくるだろうか?

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01