[jp] 「初期のモバゲータウンと同じようなコミュニティができつつある」ー海外を攻めるMiniNation

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IMG_0139「モバゲータウンを海外向けにつくればどうなるかという視点でつくった」。6月22日に開催されたイベント「Open Network Live!」で海外展開を積極化させる「海外版モバゲータウン」ことMiniNationの代表取締役 畑村匡章氏がその現状について語った。

「日本でモバゲータウンを使っている人であればああ、あれね、とわかるような内容。実現したかったことは日本のソーシャルゲームと同じようなものが提供できないかなと」。オープンして約1カ月。日本で爆発したモバゲータウンは海外で受け入れられているのだろうか。

先月本家TechCrunchで報じられた際、MiniNationに与えられたのは少々辛口の評価だった。まず、一番気がかりだったのはすでに何万というiPhone向けアプリがあるなかで、日本でのモバゲータウンのような存在感を示すことができるのか、という点だ。

現在の状況に関して畑村氏は「アメリカの方が使って頂けるのかなと思っていたら、アバターのサークルなんてのもできていて1分単位でコメントがはいっている。日本の初期のモバゲータウンコミュニティのようなものができつつある」と言及。数字等のインパクトある発表はまだおあずけだが、徐々に立ち上がりつつあるようだ。また同記事で指摘された英語表記についても改善されたそうだ。

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海外展開することで遊び方もかわってくる。例えば絵文字など日本独特の表現方法も受け入れられているようだし、なにより国境を超えたソーシャルゲームは大変おもしろそう。「国ごとに戦いができるのが楽しい。国旗がプロフィールにしたがって表示される。日本のモバゲータウンでは体験できないことも期待している」同じ国のユーザー同士が協力したり、国同士で戦ったりなど、さながら今開催されているワールドカップのような体験が可能になる。

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後半におこなわれたトークセッションで、プラットフォームについて質問が及ぶと「大きな流れはモバイル(日本の携帯電話)。ガラパゴスといわれながら進化した携帯の文化は、有利な立場にいると考えている。ただ総合して考えるとiPhoneやAndroid以外でコンテンツが伸びていくイメージがわかない」ゲームになるとさらに厳しいとの見方を示した。

海外でのプロモーション活動については「パートナーのOpen Feintなどに紹介してもらった。話題性をつくってブログなどで盛り上げてもらい、ユーザーにダウンロードしてもらっている」とのこと。

まだまだ立ち上がって時間が立っていないということもあって、なかなか定量的な結果を求めるのは早かったようだが、このチャレンジの意義は大きい。E3での3DS発表で世界を沸かせた任天堂やソニーが、コンシューマーゲーム市場では大きな影響力を与えている。DeNAやGREEといったプレーヤーが現在日本で成功をおさめつつあることを考えると、次世代のゲームカンパニーとして世界に名を轟かせる日がやってくる日も近いかもしれない。