Zip機能、ゲームの実装などを検討―Chrome OSの開発着々進行中(スクリーショットあり)

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Chrome OSは(少なくともChromium OSは)オープンソース・プロジェクトなのでGoogle Codeのページを見ていれば開発の現状が刻々と分かるから楽しい。ほとんどの情報は高度に技術的なものだが、ときおりは新機能を装備したプロトタイプが公開されることがある。

今夜(米国時間6/23)、GoogleがChrome OSの将来像を公開しているという情報提供があった。なるほど、すぐ下のスクリーンショットで分かるように、デザインはずいぶん洗練されてシンプルなものになっていた。基本的にはChrome(つまりブラウザ)のままだが、前回紹介したときにあったゴタゴタした要素は姿を消している。またご覧のように、いちいりGoogleアカウントにログインしなくてもウェブのブラウズができるようになっている。

スクリーンショットで見るかぎり、Chrome OSの開発は着々と進行しているようだ。前回5月に見たプロトタイプではUIのデザインはずいぶん洗練されていたものの、OSの機能そのものについては完成には遠い状態だった。しかしその後開発は大いに進んだようだ。しかし今年の秋以前にChrome OSがリリースされることはないだろう。

今回のバージョンでは新たにタブ方式のサイドバーが設けられたことが目をひく。現在、Chromium OS(とChrome)の上部に設けられているタブを代替するものだ。このサイドバーには時刻、バッテリー、WiFiのインジケーターが配置されている。それからニコちゃんマークが見えているが、これも何かのインジケータなのだろう。メッセージの着信か? このアイコンは最近のChromiumOSで必ずといっていいほど見かける。.

こちらがオプションのページ。

Googleアカウントにログインしようとしているところ。Chrome OSのログイン・スクリーンはこんな感じになるらしい。

右下に何かの通知のメッセージがポップアップしている。

And here’s the Chromium OS content browser:

その他興味ある情報。

  • Googleは部内でChromium OSを専用マシンでさかんにテストしているらしい。このマシンについては、「ドッグフード・デバイス」という名で呼ばれているということしか分からない〔自社で開発中のツールを部内利用することを「ドッグフードを食う」と表現する〕。
  • Zipファイルの解凍機能を内蔵すべきかどうかについて活発な議論が行われているようだ。現在まだこの機能はChromium OSに実装されていないが、Google内外で「必要だ」とする声が上がっている。
  • Chrome OSにはスクリーンセーバーとユーザーがデバイスの前を離れたときのためにスクリーンロック機能が用意されるようだ。
  • 現在のブート過程は次のようになっている。

1. 黒画面に大きなカーソルが表示
2. 画面が点滅した後、黒画面に小型のカーソル[VGAモードが正しく設定されたことを示す]
3. 青いボックスが画面中央に現れる。、カーソルは上部左に表示される。
4. 一瞬黒画面に戻る。
5. 画面が点滅して背景画像がロードされる。
6. ログイン窓が下端からせり上がる。
7. ユーザーがログインするとログインボックスは消える。
8. 背景画像を表示
9. Chromeブラウザが右側からスライドして現れる。

  • Googleが長い間検討しているのは、Chrome OSでプレイできる中毒性の高いオフラインゲームの搭載だ。当初ソリテア、ポーカー、タワーディフェンス、カラーフラッド、マインスイーパー、スドク、 ビジューエルド風のスロットマシン、などが候補に上がった。「退屈したり、頭が疲れて空っぽになったときには何をする? ゲームだ!」とChromiumプロジェクトの協力者の一人が昨年8月ブログに書いていた。ゲームについても開発は進んでいるらしい。

[thanks Alberto]

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01