[jp]GREEオープン化、先行開発パートナー30社でスタート

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グリーは兼ねてから発表していたオープン化プラットフォームのGREE Platformで、先行開発パートナー30社によるモバイル版ソーシャルゲームを公開した。先週にはベータ版をスタートさせ、一部のGREEユーザーには見られる状態になっていたが、正式な公開は本日となる。

広報によれば、オープン化によって当初は約40タイトルのゲームが公開されるという。また、第二次の先行開発パートナーによるゲーム公開は9月までの間に予定されており、それまでにこの30社はユーザー数を数多く獲得できるアドバンテージがある。

実際に、mixiではPC版のプラットフォームオープン化では『サンシャイン牧場』(Rekoo)が、モバイル版では『まちつく』(ウノウ)が、またモバゲータウンでは『サムライ戦記』(ポケラボ)などがオープン化時にサービスをスタートさせることでヒットしている。

ソーシャルゲームの場合は、ユーザーの規模が大きいほどゲームを楽しませる要素が大きくなりやすいため先行のメリットは大きい。過去の例に習って言えば、今回リリースされた中から、ヒットするゲームが生まれる可能性は高いだろう。

「サカツク」や「リッジレーサー」などのメジャーゲームタイトルのソーシャルゲーム版などの投入や、すでにオープン化が始まっているmixiやモバゲータウン上にはないオリジナルなゲームを揃えたのは、プラットフォームとして差別化を図りたいグリーらしい戦略だ。

いくつかのソーシャルアプリケーションプロバイダー(SAP)によれば、売上のシェア率はSAPとグリーとで5対5程度となっているという。ただ、SAPによってはこの比率にもバラつきがあるというウワサもある。

mixiやモバゲータウンのそれがおよそ7対3となっているのに比べて、グリー側の取り分が多くなっているのは、先行開発で早くゲームがリリースできるというメリットがあるからと説明されたという話もある。ゲームのジャンルを指定されたSAPもあるようで、プラットフォームはオープン化されたが、実質的にはまだグリー側の意向が大きく働いているようではある。また、グリーが展開するGREE上の自社ゲームとSAPのゲームをどこまでバランスさせて盛り上げるかという課題もある。

とはいえ、GREEのオープン化はまだ始まったばかりであはる。今回のオープン化によってGREEがどこまで成長するか、新たなSAPが台頭するか、継続的にウォッチしていくことにしよう。