Chrome OSの完成を前に、主力アーキテクトのMatthew PapakiposはFacebookへ移籍

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Googleのエンジニアリング部門ディレクターのMatthew Papakiposが、Googleを去りFacebookに移籍することになったそうだ。本人のツイートでもその旨が発表されている。

Papakiposの直近の仕事はGoogleのChrome OSプロジェクトを立ち上げて、そのプロジェクトをリードしていくことであった。またChrome OS向けHTML 5 Open Web Platformチームのディレクターでもあり、Chrome GPUというハードウェアプロダクトも立ち上げてそちらでもリーダーの任にあった。Googleに入社する前はソフトウェア開発を行うPeakStreamのCTO兼エンジニアリング部門VPで、このPeakStreamは2007年にGoogleによって買収されている。

Papakiposの移籍は、Chrome OSの提供開始を今秋に予定するGoogleにとって大きな痛手と言えるだろう。もちろんFacebookのエンジニアリングチームにとっては非常に大きなプラスとなる。Facebookは同社でPapakiposがどのような仕事を進めていくのか具体的にはアナウンスしていないが、エンジニアリングチームの主力としての役割を期待しているとのことだ。

Facebookの公式見解を以下に掲載しておく。

Mattew PapakiposがFacebookに移籍してくれることになりました。Matthewは経験豊かなアントレプレナー兼エンジニアで、彼がFacebookにて才能を発揮してくれるようになったことは非常に嬉しく思っています。今後、ワールドクラスの弊社エンジニアリングチームにおける活躍を期待しています。

尚、FacebookにはもうひとりJocelyn Goldfeinという大物エンジニアが加わることにもなっている。こちらはVMWareのデスクトップビジネス部門でVP兼ジェネラルマネジャーを務めていた人物だ。Facebookは「私たちのチームにMatthew PapakiposとJocelyn Goldfeinという円熟の2名が加わることになりました。既にその技術力に定評のある2名が、私たちのチームで存分に力を発揮してくれることを期待しています」とアナウンスしている。

さらにFacebookは今回の件に先立ち、GoogleのAndroid開発部門でシニア・プロダクトマネジャーを務めていたEric Tsengも獲得している。彼はFacebookのモバイルプロダクトを率いることになっている。

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(翻訳:Maeda, H)