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市民ジャーナリズムのAllvoicesが全世界レベルで急成長–CNNに迫る勢い

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国際的に急成長している市民ジャーナリズムのプラットホームAllvoicesは、本誌も取り上げたことがある。2008年に立ち上がったこのサイトは、全世界レベルのトラフィックでCNNのiReportに迫る勢いだ。

comScoreの5月のデータによると、Allvoicesの全世界のユニークビジターは300万、これに対しCNNのiReportは360万だった。ただし合衆国では、CNNのマーケットシェアが圧倒的に大きく、同時期のiReportのユニークビジター330万に対しAllvoicesはわずかに73万だ。Quantcastによると、Allvoicesの5月のユニークビジターは650万だ。登録している市民ジャーナリストの数も増加し、1月の27万5000から37万5000になった。CNNに登録している”iReporters”の数は、50万弱だ。

Allvoicesでは、誰でも、ブログ記事や画像、ビデオ、そのほかの観察報告により、国内ニュースや国際ニュースを投稿できる。このサイト独自の技術により(Allvoicesは3つの特許を申請している)、ニュースは世界、地域、国、都市の各レベルに分類およびランク付けされ、またどれが関心を呼ぶトップニュースかも判断される(トップニュースは一定の周期で変わる)。またそのシステムは、スパムの除去、サイトの監視、ユーザ提出記事の事実チェックを行い、各ニュースに信憑性の格付けを行う。ユーザは、携帯電話からMMSやSMSで記事を送れるから、コンピュータは普及していないが携帯は広く使われているという国の人たちも、ニュースを投稿できる。

合衆国ではCNNが市民記者の数や、iReportのトラフィックで上回っているが、Allvoicesは国際的に栄えている。自己資金だけのスタートアップがCNNのような大手メディアといい勝負をしていることは、感動を誘う。ここ数か月でAllvoicesはそのプラットホームの国際的なプレゼンスを拡大し、世界の30の都市で世界に向け発信するニューズデスクを立ち上げた。そこからプロと市民ジャーナリストの両方が、オリジナルの国内記事を定期定期に発信している。同サイトのここ数か月の急成長は、そのためでもある。

同社は今後の成長のために、新たな人材を確保している。最近では、Ask.comの共同ファウンダDavid WarthenをCTOに迎えた。なおAllvoicesは配信事業もやっていて、メディア企業や画像のバイヤーがここの画像やコンテンツをライセンスすることができる。さらに、市民記者のための健康保険も確保して、市民ジャーナリズム奨励の一環としている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))