私が次のPCに欲しい3つのMac機能

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これは、私が次のMacに欲しい3つのPC機能の対照記事である。

Macは最低だ。高くて、パワー不足で、気色の悪いステータスシンボルでしかない。それでも私は1台欲しい。というべきか。PCの幅広いハードウェアオプションやWindows 7は手放したくない、そして尊厳も。というわけで、たぶん私が本当に欲しいのは、次に買うPCノートブックにMacの必須機能がいくつか載ったものだと思う。

マルチプラットホーム電源アダプター

たった今私の家には、HP、Gateway、Asusのノートブックが何台かある。これは6種類のACアダプターが転がっているという意味であり、簡単に見分けるために私はそれぞれにラベルを貼らなくてはならなかった。しかし、それでも妻と私はしばしば、どの端がどのノートに繋がるのか正しい電源を探すゲームをプレイしている。うちのMacはどうかって? あちらは何世代かを越えて同じMagSafe端子を使っている。しかも、大きいのがMacBook Pro用、小さいのがMacBook用なのでどれに繋がるかが一目でわかる。実に簡単だ。

異なるPCメーカーが集まって統一アダプターを作るなどということは期待していないが ― そうなればスゴイ ― PCメーカーは自社の夥しい種類の電源を1つか2つに統一する必要が絶対にある。想像してほしい、自分のHPのACアダプターを違う世代や別の製品群のHP機に使える世界を。現在全製品群で使われている 14種類の電源アダプターではなく。

話が出たついでに、なぜAppleだけに便利な電源ボックスがあり、ケーブル処理がすばらしく、複数の海外電源プラグに対応しているのだろうか。これは一種の注目すべきAppleのすばらしさでもある。われわれPCユーザーは、でたらめな大きさの黒いACアダプターを使うことを強いられ、大ていはケーブルを処理するためにベルクロテープで止めている。もし将来統一電源アダプターを作ることになるなら、デザイナーを何人か連れてきて、もう少しおシャレなのを作ってもらいたいものだ。

使えるトラックパッド

使えるトラックパッド、という表現はちょっと違うかもしれない。[CrunchGearの]Devin ColdeweyがSynaptics(Appleおよび殆どのPCのトラックパッドの製造元)から聞いた話を総合すると、過去数年間に同社が作ったトラックパッドは、全部ほぼ同じものだそうだ。Windowsの貧弱なマルチタッチ対応と、出来の悪いドライバーの組み合わせが、多くのPCで起きていることの原因だ。それだけ。つまり、必要なのは良いドライバーであって、トラックパッドではない。

私は、HP Envy 15インチ(第2世代)をしばらく使っていたが、マルチタッチのボタン無しトラックパッドが大嫌いだった。使うたびに私はその名前(Stanと名付けた ― 死んでしまえStanよ)を呪った。それは使い物にならず、ボタン無しトラックパッドは悪魔であると私は確信した。次に私は、Devinの新しいMacBook Proを使った。そいつは本来の動きをした。私は正しくトラックパッドを使うために脳の配線をやり直さなくてはならなかった。マルチタッチが本当に100%いつでも正しく動作したからだ。別の指をパッドの上に置いたままでも1本指でクリックすることができた。私は興奮した。

しかし、あのHPだけではない。Macのようによく出来たトラックパッドを、これまでPCで使ったことがない。5年前に買ったiBookの2本指スクロールしかできないトラックパッドでさえ、今私が持っているどのPCよりも使える。実に痛ましい。

誰を責めるべきなのか私にはわからない。Synapticsのドライバーサポートが足りないのか、Microsoftが早くマルチタッチに対応しないからなのか、PCメーカーが常々低コストに走っているからなのか。まあ、どちらでもよい。とにかく誰か、お願いだから使い物になるトラックパッドをPCに載せてくれ。

余計なものの付いていないキーボード
Macのキーボードがうらやましくてたまらないが、それは感触のことではない。キーボードに余計なものが追加されていないからだ。今持っている10台のPCノートのうち、同じキーボードは1組もない。どれも、勝手なメディア制御ボタンがわずかに異なるレイアウトで配置されている。一番左下の隅がCtrlキーで、Deleteが右上に必ずあってほしいと願うのはぜいたくだろうか。

ノートブックメーカーが自社モデルを目立たせたい時の、簡単な方法の一つがメディア再生ボタンにいろんな色を付けることだということは理解している。しかし、誰もそれを使わない(少なくとも、使うべき人は誰もいない)。鮮やかなメディアボタンでも不足なのか、時としてノートブックは、キーボードのレイアウトをわずかに変え、どういうつもりかメール、ウェブ、カレンダー等々のショートカットボタンを追加する。これまたバカバカしい。

キーボードとトラックパッドは、ノートブックで最も重要なハードウェアである。それはユーザーがデバイスを操作するための手段であり、よって最高の優先度を与えられるべきだ。しかし、その開発に多大な投資をしているのはAppleだけらしい。


近いうちに私がWindows 7からOS Xに戻ることはない。Windows 7は、今の私のOSだ。なぜなら、多くの種類の低価格ながら高性能であらゆるメーカーが作っているPCノートブックで走るからだ。ここに挙げた項目はいずれも、それを理由に私が乗り換えるほどの問題ではないが、何社かのPCメーカーには、Appleが小さなことに目を向けることで、そのアイデンティティーを守っているということに気付いてほしい。ギリギリ十分というだけの製品を売っていると、動かなくなることがある。GMとクライスラーは、それを少しは知っている。


John Biggsの対照記事、私が次のMacに欲しい3つのPC機能もお忘れなく。

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(翻訳:Nob Takahashi)