Foursquareのある変態人生はファンタジーのパラレルワールド

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最近のスケジュールは超満杯だった。この前の日曜日はアムステルダムにいた。月曜日はテキサス沖の船の上、それからドバイへ急行してリッツカールトンホテルをチェックアウト。水曜日にはニューヨークでFoursquareの本社を訪ねた。そして週の後半はワイキキ、NASA、モナコ、最後がカリフォルニアのPixarのスタジオだ。実際にこれらすべての場所へ行った。Foursquareチェックインしたから、証拠もある。

そうなんだ、ほんとは先週、これらの場所のどこにも行っていない。行ったふりをしたんだ。Foursquareの上でフレンドになった人が世界のどこかにチェックインしたら、その位置をクリックして自分もそこにチェックインできるのだ。

ある理由から、ニセのチェックインが大好きになった。前には、パロアルトのVictoria’s Secretにチェックインしたことがある(たいがい、実際に自分がいるのはPF Chang’sだけど)。すると、いろんなおもしろいコメントがやってきた。ぼくが好きなのは、企業の本社に、重役会をやってるときにチェックインすることだ。あるいは、Foursquareに投資する直前のVCもいいね。

自己分析が好きなほうではないが、でも、ニセのチェックインがどうしてこんなに好きなのか考えてみた。好きな理由は、いくつかあるね。まず、TwitterやFacebookの上でチェックインを見た人たちから、おかしなコメントが返ってくることだ。たとえば2週間前にメンロパークの美容整形外科にチェックインしたときの、”WTF?”(なんじゃこりゃ?)みたいのとかね。でも多くの場合、単純におもしろいからだ。Foursquareのある人生は、ファンタジーのパラレルワールドなんだ。

会社にいる、今日は仕事がなかなか終わらない、エアコンが入ってなくて暑い、死にそうだ。でも、ノープロブレム! ビュイン!と一発、ワイキキの浜辺だ、手にはラム酒のグラス、友だちのChristine Lu一緒だぞ。もう一人の友だち(Kevin Marks)はNASAか? うらやめ! ぼくは今同時に、NASAにもいるぞ。ほら!

なんか、あほらしい? そうね。でも、楽しんでくれる人もいるんだ。ある意味でそれは、現実生活からのつかの間の逃避というか、瞬間芸の休暇だ。Total Recall(トータル・リコール)では、実際に休暇旅行に行かないのに、行った経験と記憶を脳に埋め込んでもらっただろ? それと、同じなんだな。今週の初めに自分がロボットになったという経験は、まさに映画Avatarそのものなのさ。もちろん、現実ではないけどね。

Foursquareが今後も、このウラワザ的な機能を残してくれるといいね。実際に自分がいるところにチェックインしたって、そんなの全然おもしろくないだろ? でも、ファンタジーのFoursquare人生をずっと楽しめるなら、一生使いたいね。ただし、友だちが実際に世界を旅して、いろんなところに行ってくれないと、この遊び方はできないんだけどね。

今、ベルリンのソーホーハウスで、この記事を楽しく書き終えたところだ。これから、本誌にアップするね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))