iPhone 4の「アンテナゲート」、Appleの株価を直撃

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マスコミも消費者も未解決のアンテナ問題のせいでiPhone 4は失敗作なのではないかと疑い出している。今朝(米国時間7/13)、Appleの株価がそのあおりを受けた。寄り付き$255.84だったが、午前中半ばには10ポイと下げて$246.55となった。株価総額にして$9B(90億ドル)が消えたことになる。現在は$249あたりに戻した。

この問題はITブログを超えてすでにマスコミでの大きな話題となっている。TechCrunchのライター、MG Sieglerは昨夜、iPhoneのアンテナ問題についてMSNBCのKeith Olbermannの番組でインタビューされた(下のビデオ参照)。アンテナ問題がクローズアップされるにしたがって、市場はこの欠陥がiPhoneに与える影響について懸念を深めている。

iPhone 4のユーザーはアンテナのせいで通話に支障を来す問題について当初から不満を訴えてきた。Appleはソフトウェアのアップデートでこの問題に対処を図ったが、昨日、権威ある消費者雑誌、Consumer Reportsがレポートを掲載して、iPhone 4の欠陥を確認した。Consumer Reportsは「ユーザーが左下隅のアンテナの間隙に指をかけてデバイスを保持すると、現実に受信感度の低下が起きる。これはデザイン上の欠陥だ」と指摘した。この問題を巡ってはすでに複数の訴訟が起こされている

マーケティング戦略に関してあれほど細心であったAppleだが、今回の「アンテナゲート」でそのブランドが大きく傷つく可能性が出てきた。スマートフォンのリーダーとうたわれたiPhone 4だったが、Appleが早急に根本的な対策を打ち出さないかぎり、欠陥製品として記憶されることになりかねない。果たしてiPhone4のリコールはあるだろうか?

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01