しろうとでもサイトのA/Bテストが簡単にできるOptimizely–今日から非公開ベータへ

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Webサイトを運営している人なら、A/Bテストを知っているだろう。サイトの複数のバージョン(AとB、など)を同時に提供して、どっちが好評か調べるのだ。でも、このA/Bテストを、実際にやったことのある人はとても少ないと思う。なんだか難しそうだし、技術にうとい人にとっては、そのためのサービスやアプリケーションも手強そうだ。そこで、Y Combinatorが投資しているOptimizelyは、誰でもできるA/Bテストの提供を目指している。今日(米国時間7/15)から非公開ベータに入るが、なかなか良いサービスのようだ。本誌のリードデベロッパに見せたら、”すばらしく簡単だね。ぼくも(非公開ベータへの)招待もらえる?”と、感嘆の声を上げた。

招待されたい読者は、Optimizelyのホームページへ行って、ご自分のメールアドレスと招待コードTECHCRUNCHを入力していただきたい。最初の100名が招待されるが、今後もっと増える予定だ。

Optimizelyを使うのは、思わずずっこけるほど簡単だ。ログインしたら、’Create Experiement’(実験を作る)タブを押す。するとサービスが、A/BテストをしたいWebサイト選べと言う。Optimizelyはそのサイトをロードするが、重要な変化がある: マウスがページのいろんな部分(テキストや画像)の上へ行くと、各成分がライトブルーのカーソルで高輝度表示になる。そしてその成分をクリックすると、それの位置やサイズ、画像、テキスト、JavaScriptのコードなどを変えるためのメニューが出る。

つまりOptimizelyを使うと、ページの細部の変更が初心者でも簡単にできる。たとえば、画像を大きくしたければその端をドラッグする。人気の高い記事を表示しているウィジェットを、別の場所に置きたければ、それをドラッグすればいい。実際に試してみると、ウィジェットの編集で手こずることはときどきあるが、とにかく相当に強力なサービスであることはすぐに分かる。またベテランのデベロッパならページのコードを直接編集できるから、複数の成分を同時に調節するなど、高度な編集も可能だ。同じページの複数の実験(複数のバージョン)を、こうやって一度に作れる。

複数バージョンの作成が終わったら、テストを開始できる。Optimizelyを自分のサイトに加えるのも、とても簡単だ。テストしたいページに、ごく少量のコードを書き加えるだけだ。ビジターがそのサイトを訪れると、Optimizelyはテスト用のバージョンのどれかを訪問者に提示する。訪問者に複数バージョンを次々提供していく、OptimizelyのJavaScriptのコードが、何かの理由でうまく動作しないときには、通常のページが訪問者に提示される。

Optimizelyは実験用の各バージョンのパフォーマンスをコントロールパネルで監視し、各バージョンのエンゲージメントレート(engagement rate, 関わり率, 参加率)を横並びで比較できる。エンゲージメントレートとは、ユーザのそのページへの関わり方を表す、Optimizely独自の測度だ。デフォルトではOptimizelyは、リンクのクリックなど、ユーザのアクションをすべて数えるが、クリックスルーだけとか、特定のリンクだけといった指定も可能だ。

Optimizelyのファウンダたちは、なんといっても育ちがいい。Dan SirokeはGoogle Chromeの元プロダクトマネージャで、オバマの選挙戦ではDirector of Analyticsを務めた(あの選挙戦では、かなりの量のA/Bテストを行った–それによって寄付金が6000万ドル増えたと言われる)。そしてファウンダのPete Koomenは、GoogleのApp Engineのプロダクトマネージャだった。

VisualWebsiteOptimizerも見ておこう。これも、サイトの成分をユーザが編集できるエディタだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))