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あの手この手でサーバのダウンを警報してくれるPagerDuty–担当者が寝ていても大丈夫

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サーバがダウンすることはWebの管理者にとって日常茶飯事で、サーバを監視するサービスやソフトも山ほどある。でも、熟睡しているときには、インボックスが警報メールでいっぱいになっても、何の役にも立たない。そこで、1年前に創業したPagerDutyが、助っ人を志願する。同社は今日(米国時間7/16)、Y Combinatorからの投資を受けたと発表した。またサーバ監視プラットホームCloudKickと提携し、APIを公開し、そしてベータを卒業した。

PagerDutyは、ユーザのチーム全体が必要とする警告〜警報に優先順を付け、それらをメールのほかにSMSや音声メッセージを使って送信する。警報に誰も応答しなかったら、優先度が自動的に上がって、…たとえばメールに返事がなかったら数分後にSMSが送られたりする。また、最初に指定しておいた担当者が警報に応答しなかったら、それをほかの者に送るオプションもある。曜日等で担当者が変わる場合は、あらかじめカレンダーでそのことを指定できる。

サーバのステータスを警報してくれるサービスはPagerDutyのほかにもいろいろある。そのほとんどはメールを使い、一部がSMSも使う。また一部のオープンソースソフトには、警報機能を持たせるためのプラグインがある。しかしPagerDutyのチームは、こういう機能には細かい問題がいっぱいあるから、きめ細かな対応という点ではうちは負けない、と言っている。

たとえば、PagerDutyはSMSを双方向的に使う(SMSで来た警報にSMSで応答する)。しかもSaaSだから、ほかのソリューションのように、サーバサイトにソフトをアップロードしてインストールする手間が要らない。ただし、同様のSaaSサービスにWormlyがある。

PagerDutyの使い方は、サイトのセットアップによって多少異なる。たとえばNagiosを使っているところが最近は多いが、その場合はPagerDutyはシームレスに動作するプラグインを提供する。また、最近APIを立ち上げたので、APIを呼び出せるサービスならどんなサービスからでも使える。しかしいちばんふつうのケースでは、PagerDutyに単純にメールで警報を送らせる使い方をする。その場合は、ユーザが設定したルールに基づいてSMSや音声警報も使われる。

PagerDutyの料金は、管理者が一人なら月額12ドル、大きなチームでは最大300ドルまでだ(大企業の利用に関しては別途料金体系を設定する)。

PagerDutyのファウンダ(複数)は、元Amazonの社員たちで、Amazonにいたときにはこのようなシステムを手作りして使っていた(Googleのような大手企業もこういうシステムは手作りが多いそうだ)。彼らは、サーバのダウンを少なくしたいが、ツールを自作するほどの人的資源のない、多くの小企業でこのサービスを利用してほしいと願っている。


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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))