私がiPadを売ってしまった理由

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【抄訳】

*Photo credit ZDNet photo gallery

そう、ぼくは正真正銘のAppleファンボーイだ: Steve Jobsが1985年以降作ったものは、すべて買ってる。最初はもちろん初代のMacintosh、Apple TVも持ってるし、iPodは数台、Macbook Pro、Macbook Air、iMac、iPhoneを2つ、iPadも2つ(一つはもらい物)。Windowsの上でMicrosoft Outlookを使う必要があるので、そんなときはMacの上で仮想マシンを動かす。でも、この根っからのファンボーイが、今やiPadをCraigslistで売りに出している。どうして? 2台のiPadは、デスクの上のペーパーウェイト(文鎮)になってるからだ。つまり、まったく使っていない。

【以下抄訳】

  1. USBポートがないから、32GBのUSBドライブに入れてあるWordやExcel、Powerpointなどのドキュメント、大量のメールアーカイブなどを容易に見れない。iTunesやクラウド上のストレージサービスでは、複雑な文書ファイル操作は不可能。
  2. ワープロPagesやスプレッドシートNumberなどは、Microsoft Office製品との互換性がなさすぎる。クラウド上のZohoやGoogle DocsもiPadでは使えない。
  3. ウィンドウマネージャがない、マルチウィンドウが不可能。私の最低条件は、ブラウザの横にエディタを開くこと。iOS 4のマルチタスクも、ウィンドウマネージャがなければ無意味。
  4. 今のWeb閲覧のためには、Flashは絶対に不可欠(私の場合とくに企業サイト)。JobsがiPadの顧客として想定している一般庶民なら、なおさらそうだろう。
  5. iPadでもFacetimeしたい! カメラがない理由が、分からない。

結論: ポータブルで仕事をしたいときはラップトップ(日本語: ノートパソコン)でよい。仕事をしないときはiPhoneでよい。…だから、iPadにはiPadにしかない”居場所/役所(やくどころ)”がない。デスクの上でほこりをかぶるだけだから、売ったほうがまし。

編集者注記: ゲストライターのVivek Wadhwaは起業家から学者に転身した人。現在はカリフォルニア大学バークレー校情報科大学院客員教授、ハーバード法科大学院上級研究員、およびデューク大学起業・研究商用化センター研究担当ディレクターを務める。Twitterでは@vwadhwa、彼の研究を知るにはwww.wadhwa.comで。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))