Yelpの買収には失敗したGoogle、PlacesをAndroidに投入してローカル検索で巻き返し

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去年の末、GoogleがYelpと買収交渉を行ったことを記憶している読者も多いだろう。しかしYelpは$550M(5億5000万ドル)のキャッシュとアーンアウト〔業績ボーナス〕を提示されたにもかかわらず席を蹴った。しかしそれで諦めるGoogleではない。今日、Googleは強化された新しいモバイル版Google Mapsを発表、ローカル/ロケーション情報マーケットにおける巻き返しに出てきた。

新しいGoogle Maps for mobile 4.4の目玉はGoogle Placesの統合だ。 Mapsに加えられたこの新しい要素はその名前でも見当がつくだろうが、検索箇所の近所のさまざまな場所に関するものだ。Android 1.6以上のすべての携帯から利用できるGoogle Mapsの新しいレイヤーであるのにとどまらず、Androidのアプリ・ローンチャーにPlaces専用の独自アイコンまで用意されている。つまりGoogleはPacesを独自アプリとして配布することに決めたわけだ。

Placesアイコンをクリックすると、喫茶店、バー、ホテル、観光地、ATM、ガソリンスタンドなどを始めユーザーの現在位置の周辺の情報の概要が表示される。しかしこうしたデフォールト情報のトップに来るのは―そう、レストランだ。レストラン情報が中心となるのはYelpも同様だ。もちろんGoogle PlacesはYelpのような膨大なレビュワー・コミュニティーを欠いている。しかしそれぞれのレストランのページを訪問してみればわかるが、すでにそこにはZagatなどのレストラン批評専門サイトから抽出してきた大量のレビューが掲載されている。

レストランのページからアイコンをクリックすれば道案内を表示したり予約電話をかけたりできる。もちろんメニューや料金などの情報も表示される。

ただしGoogle PlacesはYelpのモバイル版が最近備えるようになったチェックイン機能をまだ備えていない。(Yelpのチェックインはもちろん、FoursquareやGowallaのものと同様の機能だ)。Google Latitude APIがチェックイン機能をサポートするようになった以上Google Placesにも近く導入されることは確実だ

最新版のGoogle Maps for mobile 4.4を入手するにはAndroid Marketで“Google Maps”を検索すればよい(あるいはAndroid携帯でこちらをクリックする)。GoogleはまたBlackBerry向けに近く新しいPlacesをリリースするとしている。iPhone向けについては何も発表がない。

アップデートそして、もっと面白いことになってきた

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01