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[jp]米国著作権局発表のJailbreakの合法性が話題に――先週の人気記事ランキング(7/26〜8/1)

次の記事

パテントフリーゾーンに潜むチャンス

1. 速報! 米著作権庁、合法利用の範囲を大幅拡大―iPhone脱獄など全6項目(2010年7月27日)
2. Appleのマジックトラックパッドはマウス時代の終焉を告げる(2010年7月28日)
3. Apple、ホワイトiPhone 4最大の問題 ― の可能性。(2010年7月26日)
4. Dellから登場したAndroidタブレット、Streakをレビューする(2010年7月29日)
5. [jp]ヤフージャパンは検索エンジンと検索連動広告にグーグルのエンジンを採用。国内検索市場の勝負はピリオドか。(2010年7月27日)
6. インセプションとアバターに使われている技術の一部が、iPadとiPhone上で現実に(2010年7月26日)
7. 脱獄の合法化でiPhoneアプリケーションの革命が始まるか?(2010年7月27日)
8. [jp] ARはビジネスになるのか?幼児向けARブックを25万部セールスしたLEOVATIONの方法(2010年7月26日)
9. Apple、守勢にまわる―「合法的だろうと脱獄したらやはり製品保証は打ち切り」(2010年7月28日)
10. DMCAのiPhone脱獄合法認定にAppleはどう反応するか? おそらくダンマリだ

先週はとにかく突然発表された米国著作権局のDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に対するデジタル関連の製品に関する合法の適用範囲についての発表に注目が集まった。

DMCAは2000年から施行されている米国のデジタル時代の著作権法だ。デジタル時代に対応するために、たとえば、著作権保護技術が実装されているものに対して、その保護技術を迂回するような方法を公表することを禁じるといった条項が盛り込まれている。これに該当する例としては、かつて、DVDの著作権保護技術を回避する技術(DeCSS)の違法性などが議論されたので、覚えている人も多いかもしれない。

今回の米国著作権局のDMCAに関する発表では、いくつかの具体的な利用シーンにおいて、合法の範囲を広めた内容となった。中でもEFF(電子フロンティア財団)が申し立てていたとされるiPhoneのJailbreak化を認めたために大騒ぎとなったわけだ。

ただ、Jailbreakに違法性がなくなったからといって、アップルがJailbreak自体を認めたわけではなく、むしろ今後もJailbreakされたものをサポートの対象にしないという声明を出している。企業としては自社の既存のビジネスを守るための対応としてはわかるが、Jailbreakによって新たらしい革新的なプロダクトやサービスが出てくるとなると(とはいえ、iPhoneのように制限をしていないAndroidで革新的なソフトウェアが出ているわけではないが)、アップル自体も違う対応を迫られるのかもしれない。基本的にはそう簡単にスタンスを変えないとは思うけれど。

それ以外だと国内のニュースでは日本のヤフーがグーグルの検索エンジンと検索連動広告システムを導入するという話があった。これについては、別途また解説を加えて記事を投入する予定だが、端的に言えば、検索連動広告の販売競争は続くし、検索でどんな価値をユーザーに提供するかという点でも競争は続くということだ。

個人的にはアップルのマジックトラックパッドに関する記事がこんなに読まれるとは……というところに驚いたよ。ちょっとした周辺機器という気もするし、確かに類する製品はあっても、アップルが出すからすごく意味がありそうだというのもあるし。いずれにせよ、アップルという会社にみんながいつも注目しているということを証明してくれた製品だったよ。

さて、先週の主だった話題はこんな感じだった。この業界が面白いのは、劇的な動きが突然やってくるということだと思うのだが先週はまさにそんな週だった。今週、来週あたりは日本では主要な企業の決算発表が続いている。そういうのをレポートできればと考えている。