Google Voice Actions

Googleのエンジニアもデモビデオ撮影には大苦労―傑作NG集を入手

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Googleのデモビデオはスマートだ。Buzz、Chrome OS、そして最近のAndroidを音声で操作するVoice Actionsに至るまでメジャーなプロダクトが発表されれば、Googleは必ず2分間の紹介ビデオを作成して公開している。ビデオは高解像度、真っ白な背景で気のきいたアニメが入るのがトレードマークだ。

線描の人物のアニメもなかなか良いが、なんといってもGoogleのデモで面白いのは、むやみに明るく、そのくせどうしようもなくぎごちないプロダクト・マネージャーたちをカメラの前に立たせて撮られたビデオだ。しかし(多少の出来不出来はあるものの)全体としてみれば、Googleデモの素人スターたち(たいてい洗いざらしのポロシャツや製品のロゴ入りTシャツ姿)は、Googleデモビデオ大学院の卒業生なのか、すらすらとセリフを言うのに成功している。

と思っていたのだが、その舞台裏はどうしてなかなか大変だということが判明した。

NG集が見られたら面白いのに、とわれわれが言ったところ、Googleはなんと最新のGoogle Voice ActionsのデモビデオのNG集を公開する気になった。出演は上級ソフトウェア・エンジニアのMike LeBeau。こちらはまったくの冗談で言ったことで、公開されるのはやはり新しいPRビデオだろうと思っていたのだが、蓋を開けてみると正真正銘、73秒分の傑作NG集だった。(ついでに噂のSNS、Google Meのプレビューもちょっと見せてもらいたいものだ)。

LeBeauによると、公開されたNGはほんの氷山の一角で、実は1本のデモを撮るために何時間分もの失敗ビデオが残されているのだという。たとえば、このVoice Actionsのデモの撮影は2日がかりで6時間半もかかったそうだ(しかも最初のバージョンはお蔵入りになった)。それぞれのシーンごとに3回から5回の撮影が行われた。

この爆笑ビデオがLeBeauご本人のソーシャルライフにどういう影響を与えるかは保証の限りではないが、Googleのプロダクトに人間味を与えようとするのであれば、社員スターのNG集にまさるアイディアはあるまい。Google、ブラボー!

上のビデオでLeBeauはTシャツをもぞもぞ直したり、自分の写りぐあいを気にしたり、子犬を抱き上げたりして奮闘している。

先週われわれはGoogle Voice Actionsに関連してビデオインタビューを行ったが、そこでもLeBeauiはGoogleのデモに主演する苦労を語っている。8分あたりから。

ちなみに、下のビデオが完成版。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01