Facebook効果:位置情報サービスのFoursquare、過去最高の新規利用者登録数を記録

次の記事

[jp]モバゲータウンのオープンゲームの囲い込みが始まった!

Facebookが位置情報サービスに参入するという話が出てきたとき、これに対する受け取り方は2通りあった。ひとつはFacebook PlacesFoursquareを葬り去ってしまうのではないかという考えだ。そしてもうひとつは、むしろFacebookが位置情報サービスの知名度を上げることになり、関連サービスも盛り上がってくるのではないかというものだ。どうやら、現状では盛り上がりを見せる方向に動いているようだ。

Foursquareの共同創立者であるDennis Crowleyのツイートを訳出しておこう。曰く「今@HarryHから聞いたんだけど、どうやら@foursquareの新規登録者数が最高を記録したらしいよ」というものだ(@HarryHとはFoursquareの開発リーダーのHarry Heimann)。

個人的には、Facebookの位置情報関連サービスへの参入は、他の位置情報系サービススタートアップを利する方向に働くのではないかと考えていた。少なくとも初期段階はそうなるはずだと考えていた。PlacesにはAPIが用意され、FacebookはFoursquareやGowallaプラットフォームとして機能している。そしてFacebookが抱える5億人の利用者のおかげで、位置情報サービスというものが何百万もの人に改めて認識されるようになってきている。こうした利用者がFacebookのアナウンス(そしてそれに続く大々的報道)以来、Foursquareのサービスに興味を持つようになるのは自然な流れでもある。

但し、だ。

そうはいってもFacebookが今後どういう動きをみせるのかについて、Foursquare側としては十分にケアしておく必要がある。現在のところ、Facebookの位置情報サービスは最低限の機能を提供し始めたところだ。しかし時間と共にさまざまな付加価値を提供していくようになるのは間違いない。また、他の企業と連動してさまざまな提携サービスやインセンティブをFacebook利用者に対して提供もしていくだろう。Foursquareもこうしたサービスを手がけており、Facebookの動向に目を配る必要がある。

もちろんFoursquare側も、Facebookに対するアドバンテージを失わずに進化していく方法につき十分に検討しているようではある。しかしともかく種々のプランを実行に移し、そしてFacebookから流れこむ膨大なユーザにもしっかりと対応していく必要がある。

ちなみにCrowleyは、LA Timesとの最新インタビューの中で、現在の会員数は280万であると話している。しかし新規利用者登録も過去最高を記録したいま、間もなく300万の大台に乗ってくることだろう。来週にもそうなるかもしれない。新たに参加してくる人たちを逃がさず、しっかりサービスを使い続けてもらうことが大切だ。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)