GoogleがOn2のエンコーディングサービスFlix Cloudを閉鎖, ますますZencoderが有利に

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Googleが昨年、ビデオ圧縮技術のOn2を$106M(1億600万ドル)で買収したとき、同社のエンコーディングサービスサイトFlix Cloudも同時に手に入れた。しかしGoogleはこのFelix Cloudを、11月に閉鎖するようだ(明日以降は新しい顧客を受け付けない)。既存の顧客に対しては、Flixよりも新しいエンコーディングサービスZencoderへの移行をすすめている。Zencoderは、過去に本誌も取り上げたことがある。

Flix Cloudのクラウドエンコーディング技術は、元々Zencoderのファウンダが開発したもので、それをOn2 Technologiesが使っていたのだ。Flix CloudはZencoderのクラウドエンコーディングソフトとOn2のFlix Engineエンコーダを組み合わせることによって、Flix Engineをクラウドから提供していた。ファウンダたちは今年の初めにZencoderをFlix Cloudの新バージョンとして立ち上げ、スピード、画質、信頼性、そして使いやすさの向上を約束していた。

GoogleはFlix Cloudのホームページに次のように書いている:

Flix CloudのパートナーであるZencoderとの協議の結果、サービス継続をお望みのFlix Cloudのお客様にはZencoderのクラウドエンコーディングサービスにお移りいただくよう、お願いする結果となりました。Zencoderのサービスは、Flix Cloudよりも多くの点で優れています。とくに優れている技術は、2パスのH.264エンコーディング、高速キュー、オーディオのみのエンコーディング、新しいオープンなビデオフォーマットであるWebMのサポート、などです。詳しくはZencoder Flix Cloud移行ページまたは、みなさまのダッシュボードのログをご覧ください。

Y Combinatorが支えるZencoderを本誌が最初に紹介したときにも書いたが、同社はエンコーディングのAmazon Web Servicesになることを会社のビジョンにしている。Zencoderが競合相手のEncoding.comなどと違うのは、エンコーディングの課金単位がギガバイトではなく分(ふん)であることだ。また同社は、他社が扱えない異常なファイルや壊れたファイルでもその95%は処理できる、ランドスケープモードで撮ったiPhoneのビデオのオートローテートができる、APIを呼び出すコードジェネレータなど高度なデベロッパツールがある、等と自らの優位性を主張している。

Zencoderは、同社サービスへの移行のための知恵や情報を、ここで提供している。

そして、Googleが閉鎖したサービスや製品のリストは、ここで見ることができる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))