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電子教科書プラットフォームの提供を行うInkling、Sequoia Capital主導によるシリーズAを完了

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デジタル教科書のプラットフォームを提供するInklingシリーズAの資金調達を完了した。調達金額については明らかにされていない。シリーズAを主導したのはSequoia Capitalで、Kapor CapitalSherpalo Ventures、およびFelicis Venturesが参加している。ちなみにシード資金の調達Mitch KaporおよびRam Shriramから行っている。また以前NetscapeのCFOを務めたPeter CurrieおよびSequoia CapitalのパートナーであるBryan Schreierを取締役に迎えた。

現在、iPadなどのタブレットデバイスが教科書用端末として大学などの教育機関に広がりつつある。そのような中、Inklingはパブリッシャーに新たなデバイスを利用する環境を提供するためのサービスを展開している。この一環として、教科書コンテンツについて、共同作業をしたり、マルチメディアコンテンツを加えたり、コンテンツをインタラクティブに扱うことのできるプラットフォームの提供を開始した。3-Dオブジェクトやビデオ、クイズ、あるいはソーシャル機能などを加えられるようにして、オンライン教科書の新地平を切りひらこうとしているわけだ。

Inklingの提供する同期機能を使えば、生徒同士でメモやアンダーラインなどをリアルタイムに共有することができる。また、書き込んだメモに対する意見を、友人や教師から受け取ることもできるようになっている。

Inklingは既にCengage Learning、John Wiley & Sons、McGraw-Hill、およびWolters Kluwerなどの教科書出版社とコンテンツ開発のパートナーシップ提携を行っている。教科書会社の提供したコンテンツに、Inkling側がインタラクティブ要素を付け加えていくことになるわけだ。

尚、InklingはiPadアプリケーションも公開しており、こちらはApp Storeから入手することができる。

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(翻訳:Maeda, H)