私はTwitterで禁煙に成功した
New York Timesの日曜版でBrian StelterがTwitterを減量のツールに使って成功した話を書いている。彼は@brianstelter25というアカウントを作り、食事と運動と体重を日々ツイートした。
一人ではダイエットが続けられないとわかっていた。私には応援団が必要だった
彼はなんと75ポンド〔34kg〕もダイエットすることができた。
今年の誕生日に私は15年も吸ってきたタバコを止めようと決意した。最初私は禁煙を始めたことをツイートしなかった―ニコチンの禁断症状があまりにひどくてツイートする気力もなかったのだ。しかし3日目になんとか気力をふりしぼって上のスクリーンショットのようなツイートを投稿した。〔「禁煙してから3日目。ものすごく苦しいけどなんとか誘惑に耐えている。」〕
それ以来私が友達から受けた助けはたいへんなものだ。Stelterと同じく、私も「またタバコを手にするようなことがあったら友達をがっかりさせることなる」と思って禁煙を続けることができた。私はタバコの代わりにiPhoneを手にしてツイートを続けた。
パーティーや空港のホールといった誘惑に駆られやすい状況ではニコチンパッチとTwitterを武器にして頑張り続けた。
私はStelterがダンキン・ドーナツが好きなのと同じくらいタバコが好きだった。しかしタバコを一箱買いたいという誘惑がどんなに激しくなってもLowercase CapitalのChris Saccaのこんなツイートや、Troy Holdenからのツイートを読んでなんとか我慢することができた。
私もやはり一人では禁煙できなかっただろう。やはり応援団が必要だった。
そもそもどうして私たちは過食したり、タバtコを吸ったり、飲み過ぎたりするのだろう? 私の経験では、注目を集めたり心理的に癒されたいという欲求から来るものだと思う。そうした健康によくない形でのストレス解消は、Twitterを通じての友達からの励ましという別の、もっと積極な感情に置き換えることができる。そのためTwitterは中毒から脱するための非常に強力なツールになりうる。
“そこで彼女は何気なく「私はlあなたといっしょに50ポンド〔23kg〕 減量しました」と言った”
もちろんTwitterをそうしたサポートグループに使うのはTwitterが始まったときから行なわれてきた。Stelterの減量の努力の前にもOneFortyのLaura Fittonは毎日ヨガのポーズを取るのを忘れないようにするために使っていたし、わがTechCrucnhのコラムニスト、Paul Carrも禁酒に成功している。
そういえば、こうしたTwitterで何かを止めた話の中で、ブロガーのAaron Brazellの禁煙を励ますツイートがZDNetのブロガー、Marc Orchantが死ぬ前の最後のツイートだったことが印象的だ。.
もちろん最初の悪習をTwitterによる自己満足という別の悪習に変えただけだと茶化すことはできるだろう。しかしTMI〔情報過多〕のほうが肺が真っ黒になるよりずっといい。
それにそのためのTwitterアプリもいろいろ発表されている。
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)