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携帯端末とPC等、複数端末でデータ同期を実現するSimperiumプラットフォーム。まずは応用事例としてSimplenoteを提供中(更新あり)

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日常的にデスクトップPCやノートPC、それに携帯端末など複数の情報端末を利用する人が増えてきている。そして各デバイス上のアプリケーションでデータを同期したいというニーズも高まってきている。そのような中、Y Combinatorの出資するSimperiumが、クラウドを利用してアプリケーションレベルのデータ同期を実現するプラットフォームの提供を開始した。

Simperiumはプラットフォームだが、その利用例としてSimplenoteというアプリケーションも提供されている。これはウェブ、iPhone、およびiPadで利用できるメモアプリケーションだ。軽量版のEvernoteのようなものとイメージすると良いかもしれない。携帯端末とデスクトップやブラウザ間でデータの同期を行ってくれる。アプリケーション間での同期は自動的に行われる。

また、作成したメモは複数のバックアップを保持していて、バージョンスライダを動かすことによって任意の時点でのメモを確認することもできる。さらに各メモにはタグを付けることもでき、特定テーマのメモにまとめてアクセスしたり、複数のメモにコメントを付すこともできるようになっている。

Simplenoteは6月にリリースされ、利用者は既に135,000名を数えている。そしてさらに日々10,000人が利用を開始しているとのことだ。また400の開発者がこのアプリケーションを利用してデスクトップ版、Android版、およびBlackberry版のアプリケーションを開発しているのだとのこと。

このSimplenoteの同期機能を支えているSimperiumプラットフォームは、Google App Engine上で動作している。これによりスケーラビリティを維持しているとのことだ。このおかげで数カ月間に140,000名ほどの利用者を獲得したSimplenoteも問題なく動作しているのだとのこと。今後はプラットフォームの応用事例を増やし、たとえばリストを扱う同期アプリケーションなども開発していくらしい。またSimperiumの創立者によるとプラットフォームのAPIも公開していく予定だとのこと。

Simplenoteは現在無料で利用出来るようになっている。将来的にはフリーミアム版の提供や、広告によるマネタイズを考えているとのことだ。

(訳注:iPad版を日本語で利用する際、少々問題があるようです。遭遇する問題については個人的にトラブル報告を送信済。現在のところはまだ回答を受け取っていません。)

訳注更新:先方より返事があり「問題を把握しました。こちらでも確認します」とのことでした)

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(翻訳:Maeda, H)