Google Chrome、HTML5の可能性を実証。ストリートビューを使ったマッシュアップ動画は感動的

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Googleは積極的にHTML5を推進している。とりわけビデオやリッチ・グラフィックをブラウザに取り込むことに積極的だ。そしてこの度、HTML5でできることを示すため、Arcade Fire(アーケード・ファイア)というバンドおよびディレクターのChris Milkと組んで「We Used To Wait」(仮訳:待ち続けた日々)という曲のインタラクティブビデオを制作した。インタラクティブビデオのタイトルは「The Wilderness Downtown」で、Chromeおよび他のHTML5対応ブラウザ向けに最適化されている。

操作はまず自分のホームタウンを入力することから始める(訳注:日本の都市にも対応しています)。するとフードをかぶった少年が通りを走る映像が流される。そして曲の展開とともに別ウィンドウがポップアップ表示され、画像や映像が表示される。非常に面白いのは、ここで表示される映像中に、Googleマップやストリートビューから抜き出された自分のホームタウン映像が表示されることだ。動画はすべてHTML5で構築されており、GoogleマップのルーティングAPIを使って、指定したホームタウンのフライオーバー画像も表示される。

グラフィックスも非常によく練られている。ホームタウンバードビュー画像上には飛んでいる鳥の影が重ねあわせて表示され、ストリートビューから取得した街並みに、境界認識プログラムを使って木々が芽吹き育っていく。また木の根の形をしたフォントを使ってメモを書いたり、絵を書くこともできる。これらもすべてHTML5を使って実装されているものだ。ここで書いたメモや絵はArcade Fireのコンサートで使う予定なのだそうだ。

このThe Wilderness DowntownはQuakeゲーム同様に面白く、興味深いものだ。但しプロセッサ能力を必要とするので、スタート前にブラウザのタブを閉じ、他のプログラムを終了させておいて欲しいと書かれている(訳注:Intel Core i7 2.67GHz+12GBメモリでは他のプログラムを動作させたままでもとくに問題はありませんでした)。少々面倒ではあるが、興味深い「エクスペリエンス」を味わうことができる。

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(翻訳:Maeda, H)