溢れんばかりの受信箱が「休日」という概念を消し去ってしまった話

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電子メール関連サービスを展開するXobniの調査結果が発表された。ブロガーたちはすでによく理解していることだが、内容はインターネット時代たる現代、完全な休日などというものは存在しないということだ(証拠があるのかと言われれば、たとえばこのブログ記事も深夜に書いている)。

常に情報に触れていないと不安になるという昨今の風潮は、「休日」というものを奪ってしまった。アメリカ人やイギリス人の3人に2人は通常の就業時間対以外にメールチェックを行っている(笑うところだ)。さらにバケーション中でも半数のアメリカ人はメールをチェックする(もうひとつ笑うところだ)。

Xobniは8月に2,200人の英米人を対象に調査を行ったとのこと。これによれば従来の9時から5時までの就業時間という概念はドードー鳥のように消え去りつつある。つまり会社を出てもメールのチェックがやめられず、バケーション中も週末も、あるいは病気で休んでいるときでも、さらにはベッドの中でも(もう笑いもでない)メールチェックがやめられないという話だ。

こうした傾向は不調な経済動向と、それにiPhoneの普及によるものだとレポートでは結論づけている。しかしそれだけでなく、我々が皆、ほとんどの時間をオンラインで過ごすようになったことにもよるのだろう。面白いできごとというのはメール、Facebook、Twitterに流れることが多く、それでオンライン情報の収集をやめられないでいるのだ。

我々が選択した「人生」についての若干の調査結果

* ナイントゥファイブなどと言われた勤務体制はドードー鳥のように消え去った。アメリカ人の72%およびイギリス人の68%はバケーションでも病気のときでもベッドで休んでいるときでもメールをチェックすると言っている。

* Xobniの調査にあるように、アメリカ人の5人に1人が朝目覚めてまずメールのチェックを行ない、夜眠る前にもメールのチェックを行う(これは全く私の生活習慣と同じだ)。

Xobniによれば、電子メール中毒とも言うべき現状は、他の中毒症状同様、外部からのプレッシャーにより悪化している

* 27%の人が就業時間外にもメールをチェックするが、これはそのように望まれているだろうと考えていることによる。

* 26%のアメリカ人が休暇中にメールをチェックしないでいると、たまったメールを処理しきれなくなると考えている。

世界中の人が、メール処理は日々ますます耐え難く大変なことになりつつあると考えている。それに対して多くの企業がソリューションを提供しようと努力しているところだ。たとえばGoogleも、最近Priority Inboxの提供を開始しているし、もちろんXobniもソリューションを提供しようとしている。個人的には、ボトルネック解消のためにローファイながらSentenc.esを利用している。システム(?)を利用することで、こちらからのメールが短く不躾であっても許して貰えるようになる。

ただこれがベッドでもうまく機能するかどうかはわからない。

もしかすると少し関連があるかもしれないビデオを貼っておくことにする。

冒頭に掲載している溢れんばかりの受信箱画像はArio_によるもの。

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(翻訳:Maeda, H)