新Twitter詳細レポート―数多くの新機能でユーザー体験は確実に向上

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さあ、Twitter.comの新バージョンがリリースされた(現在、世界のユーザーに順次公開中で、全員に行き渡るにはあと2週間ほどかかるもよう)。私が話したTwitter関係者は口をそろえて「今回のバージョンアップはTwitterの発表以来、最大の変化だ」と言っていた。人によって好き嫌いあるかもしれないが、全ての面で大幅なユーザー体験の改善になっているというのが私自身の第一印象だ。しかし同時に、ユーザー側で多少の学習と慣れが必要かもしれない。

私は新しいTwitterを1時間ほど前から試している。ここではすぐに目に入る大きな変化だけでなく、使ってみて初めて気づくような細かい点についても報告しておきたい。

「いまどうしてる(What’s Happening)?」は少々控えめに

「いまどうしてる?」欄は依然としてタイムラインのトップに表示される。しかし前よりも少し狭くなった。またデフォールト状態ではツイート・ボタンが表示されない。ユーザーが「いまどうしてる?」欄をクリックすると初めてツイート・ボタン(と文字数カウンタ、位置情報入力を促すメッセージ)が表示される。これはCEOのEvan Williamsが述べた「Twitterはツイートすることだけが目的ではない。さまざまな情報を得ることも目的のひとつだ」という考え方に沿ったものだろう。

実名の表示

Twitterのハンドル名の横に、灰色でユーザーの実名が表示されるようになった。小さいな点だが大いに便利になった。しかしこの機能をオフにできるとよいと思うユーザーもいるだろう。

「いまどうしてる?」欄とは別のツイート投稿ポップアップ

「いまどうしてる?」欄はもとの位置に表示されているが、それ以外にもツイート投稿の方法が用意された。紙とペンのアイコン(右上隅)をクリックするとツイート編集用の窓がポップアップする。ユーザーはタイムライン中の位置を保持したままでツイートを書くことができる。さらにキーボードショートカット(nキー)からこのポップアップを呼び出すこともできる(ショートカットキーについては後で説明する)。

Flickrの写真のセットがサポートされた

これは今回のTwitterの新機能の中でも出色だ。写真とビデオがインラインで表示されるようになっただけではなく、Flickrの写真セットをツイートから共有できるようになった。右カラムにセット中の写真のサムネールが大量に表示される。しかもその下部にはスライドショーが自動的に用意される。これはうれしい。

メッセージ(DM)領域が読みやすくなった

今までのDM(Direct Message)は、新バージョンでは単に「メッセージ(Messages)」と呼ばれる。デザインがすっきりして読みやすくなった。しかしどうせなら、新しいメッセージ(DM)が着信していることを知らせるアラートを上部のツールバーに表示するようにして欲しかったところ。

“?”でキーボードショートカットのヘルプが呼び出せる

ユーザーが?キーを押すとtwitter.comで利用可能な新しいキーボードショートカットのセットがポップアップする。私は上で新ツイートの編集窓を呼び出すnキーについて触れたが、mキーで「メッセージ(DM)」、rキーで「返信」をそれぞれ即座に呼び出せる。またGmail風に、jキーとkキーでタイムラインを上下に移動に移動できる。その他いくつかの隠しコマンドがあるもよう。.

“.”(ピリオド)で更新

これがいちばん役立つショートカットだろう。ピリオドキーを押すとタイムラインが更新される。私は毎日twitter.comで何百回も「新しいツイートがXX件あります」ボタンをクリックしている。もうその必要がなくなった。

ユーザープロフィールページへのアイコンが大きくなった

単純に見やすくなった。

リツイートとお気に入りのラベルが見やすくなった

リツイートされたツイートの左上隅に緑色の濃淡で「リツイート」を示すラベルが表示される。また黄色の濃淡の星型のラベルが「お気に入り」に設定されたツイートに表示される。これらはiPhone版のTwitterのデザインからの輸入だ。

最近のお気に入りと最近のリスト

最近お気に入りに加えられたツイートが右カラムに表示される。また最近追加されたリストもここに表示される。

リンクを含む最近のツイート、近所で投稿された最近のツイート

「リンクを含む最近のツイート」、「近所で投稿された最近のツイート」を検索することができるようになった。後者はユーザーがいる場所の付近の情報を知りたい場合に便利だ。「画像ないし動画を含む最近のツイート」だけを検索するオプションも欲しかった。

新しいエラーメッセージ

Twitterシステムのアーキテクチャが全面的に書き換えられたおかげで、新バージョンではシステムに問題が発生しても完全に機能停止することが少なくなる―半分機能停止するだけになるという。現在、そのよい例が見られる。ツイートにプロフィールがロードされるのに非常に長い時間がかかっている(多数のユーザーが新機能を試しているからに違いない)。この場合、状態の簡単な説明と「再試行」ボタンとTwitter Statusブログへのリンクが表示される。ただし、この新しいエラーメッセージは有名なクジラを絶滅に追い込むものではないそうだ。クジラは今後も時折姿を見せるだろうという。

Who To Follow〔おすすめユーザー〕の拡大

TwitterのWho To Follow〔おすすめユーザー〕機能でフォローしてみるよう推薦されるユーザーの数が2人から4人に増えた。なぜか現在この機能は無効になっているが、少し前までは作動していた。毎回毎回同じユーザーをフォローするよう推薦されるのはわずらわしいが、Twitterではこの点についても改良を加え、ユーザーの行動履歴を加味した柔軟なアルゴリズムにしたという。ソーシャルグラフの筋肉増強剤としてますます有効になりそうだ。

リツイート(Retweet)のポップアップ

「メッセージ(DM)」と同様、「リツイート(Retweet)」にも専用ポップアップが用意され、現在〔公式〕リツイートをしようとしていることが一目で分かるように標示される。リツイートを実行するには大きな空色の「Yes」ボタンをクリックしなければならない。

個別ツイートにも大きな写真やビデオが表示される

以前は写真やビデオを投稿してもリンクが表示されるだけだった。それが今回のアップデートの目玉であるエンベッド機能のおかげで、右カラムに写真とビデオが表示されるようになったわけだが、これは下のスクリーンショットのように個別ツイートのページにも大きく表示される。

と、以上のようなところがこれまで私が気づいた新バージョンの改良点だ。他にも何か発見したらコメント欄で知らせていただきたい。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01