完全分散型ソーシャルネットワークDiasporaが(ソースとともに)画面を初めて公開: 簡素だがクリーンだ

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さきほど(米国時間9/15)投稿されたDiasporaのブログ記事が、このプロジェクトの実際の画面を初めて公開している。一般公開はまだだが、このオープンソースのソーシャルネットワークプロジェクトが今日初めて、その外見をちらっと見せてくれたわけだ。そして、同時に約束どおり、プロジェクトのソースコードを公開した。

Diasporaのプレビューバージョンの第一印象は、簡素だけどクリーン。奇妙なことにそれは、Appleが最近立ち上げた音楽のためにソーシャルネットワークPingを大画面にして、そう、Facebookで味付けしたような感じだ。彼らが注記している主な機能は:

  • “aspects”により、ステータスアップデートと写真をフレンドたちとプライベートに、そしてほぼリアルタイムで共有する。
  • Diasporaの世界中のどのシード*の上からも人びとをフレンドにする。
  • “aspects”を使ってフレンドを管理する。
  • 写真とアルバムのアップロード
  • すべてのトランザクションが署名され暗号化されている(今のところ、写真は除く)。

〔*: seed, Diasporaの個々の実動実装系のこと。〕

しかしDiasporaの今現在の外見がどうであれ、重要なのは、今後は世界各地でいろんなバージョンのDiasporaが動いて、それらが通信しあうことだ。バージョンによって、外見もすこしずつ違うだろう。だから、シンプルでクリーンなものからスタートするのは賢明だ。

チームは、10月に公開アルファという予定は変わっていないと言っている。そして最初から、Facebookの統合化とデータの互換性は提供される。

彼らはこう書いている:

ソースをデベロッパのみなさまにお渡しすることは、この、文脈的共有のためのシンプルで実用的なツールを作っていくうえでの、私たちとしての初めての実験です。現在のDiasporaは幼児期ですが、私たちが最初に考えたことはすでに実装されています。この夏いちばん力を注いだのは、ユーザのフレンドがどのシードの上にいても、フレンドのグループに対しコンテンツをパブリッシュする機能の部分でした。現状はまだバグがあり、機能も完全ではありませんが、われわれとユーザをコントロール下に置くための重要な第一歩は築かれました。

Diasporaに関心が集まっているのは、Facebookがプライバシー問題で多くのユーザの非難を浴び、改善努力をしているちょうどそのときに、プロジェクトが発表されたからだ。そのためこのプロジェクトは、Kickstarter上の一般募金により20万ドルあまりの資金を集めることができた。

しかしFacebookは依然として伸びているし、ユーザ数は5億を超えた。数か月前に存在した批判の嵐も、今はやんでいる…予想どおりに。またこのプロジェクトには、オープンソースのプロジェクトを大衆化するというハードルがある。そういうプロジェクトは、報道では騒がれても成功しないケースが多い。…ですが、Diasporaは今でもなかなかおもしろいし、本誌もこの連中を応援している。

コードは、github上のここから入手できる。ただし、こんな注記が:

あなたのマシンで動かしてみるのはご自由ですが、保証はなにもありません。セキュリティホールもバグもあります。またデータは、完全にはエキスポートできません。お気づきのことはなんでも、私たちのバグトラッカーに投稿してください。それに、スクリーンショットとブラウザ情報を付けていただけると、たいへんありがたいです。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))