TC Disrupt−iPod Touchを無料の携帯電話に変えるPinger/Textfree

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今月初めの本誌の記事で、Pingerを取り上げた。ここのTextfreeは、iPhoneとiPod Touch上の大人気のアプリケーションで、これを使うとユーザは、無料かつ無制限にテキストメッセージングができる。2009年の3月に立ち上がって以来、このアプリを使って40億以上のテキストメッセージが送られ、アプリそのものは800万回ダウンロードされた。40億という数字だけ見ると、Pingerは合衆国のキャリアのトップテンに入ると言ってもいい。そして今日(米国時間9/28)のTechCrunch Disruptで同社は、これからはテキストだけじゃなく音声もやるぞ、と発表した。

つまりTextfreeにもうじき、本格的なSIPベースのVoIPが加わり、それは3GとWifiの両方で使える。それが可能なのは、Pingerは全ユーザに無料でユニークな(他と重複しない)本物の電話番号を与えているからだ(前四半期で170万件、同時期にAT&Tは160万件)。電話のかけ方はきわめてふつうだ: [call]ボタンを押すと画面にダイヤルが表示され、データ接続のあるところならどこからでもかけられる。これはとくに、iPod Touchのユーザにとって大きい。Textfreeのユーザの多くはiPod Touchのユーザだが、これからは彼らは、それを電話機としても使えちゃうのだ!。

このアプリケーションのもうひとつ大きな変化は、Textfreeにお得情報(offers)が加わったことだ。これまでこのアプリケーションは、広告だけが主な収入源だった(1つのテキストで平均3つの広告が表示されるから、すごい広告量ではあるが)。ただし、音声ではやり方が違う。毎月の無料会話ぶんを超えて通話をしようとすると、その時間に対して料金を払うか、または、お得情報の言うとおりにしなければならない。これは、ソーシャルゲームでは前からおなじみのやり方だ。

お得情報は簡単なものが多く、たとえばiPhoneアプリケーションTap Tap Revengeの最新バージョンをダウンロードできる/ダウンロードしろ、というもの。そのほかのアプリも、ユーザへの露出が増えるからお得情報を利用している(App Storeのはしご登り競争…他を蹴落とす…はキビシイのだ)。ユーザが、お得情報の言うとおりにしたら、Pingerにお金が入る。そしてユーザは、超過ぶんの通話時間が無料になる。

Pingerによれば、これはまだ序の口だ。世界展開を目指しているし、モバイル業界に対する破壊的(disrupt)行為をさらに拡大したい。SMSも音声電話も、既存キャリアのでっかいメシのタネだが、Pingerはそれに挑戦しているのだ。VoIP電話では、Skypeなんかに対する挑戦でもある。

Q&A:

MT: さらにこの次は、ビデオもやる気?

Pinger: 顧客の要望次第ですね。今は、そんな要望はありません。

EW: 電話番号をUIでどう扱うのか?

Pinger: モバイルの電話番号は世界最大のソーシャルネットワークです。だから、それ自体が、ユーザIDでもあるべきです。

AN: SMSの消費金額は、とても大きい。とくに、子どもが喜ぶね。

MT: 本当にこの業界をdisruptしたいのなら、通話時間制もやめるべきでは?

Pinger: それは、とても良いご意見です。

Pinger: 広告は、Google、Appleなどなどからです。

C: あなたの言うとおりうまくいけば、ユーザ数はどっと増えるね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))