TC Disrupt―MobilePayで財布が要らなくなる, 大量のカードの持ち運びも不要

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ポケットに携帯電話と財布の両方を入れて歩くのは、大嫌いだ。携帯と免許証だけだと、気楽でいいんだけどねぇ。MobilePay USAがうまくいけば、その願いが実現するかもしれない。

同社は、TechCrunch Disruptで、来場者推薦で今日(米国時間9/28)のStartup Alleyに登場したが、なかなかおもしろいね。クレジットカードやポイントカードが要らなくなるiPhoneアプリケーションだ(iPhone以外のそのほかのモバイルプラットホームにも今後対応)。まず、自分のクレジットカード情報を入力する(情報はiPhone上ではなくにクラウドに安全に保存されるから大丈夫)、そしてそのあとは、カード類を持ち歩かなくても…財布からカードを取り出すのに苦労しなくても…ボタンをクリックするだけで支払いができる。

位置機能もあるので、アプリを立ち上げるとユーザの近くの店を探してくれる。そしてそれらのお店にチェックインすれば、支払いができる(お店ごとの特典なども自動的に計算される)。どのカードを使うかを決めて、払う金額とチップの額を指定する。それで終わりだ。その後の処理は、完全に自動的に行われる。お店がMobilePay USAの加盟店であれば、そのユーザが支払ったことが店側にも分かる。

いちばん良い点は、店側は特殊な機材を何一つ必要としないことだ。NFC(near field communication, 近距離無線通信)なども使わない…これはiPhone 5に搭載と噂されているが現時点では合衆国では使われていない。処理はすべて、既存のサービスを使って楽屋裏で行われる。消費者は、アプリケーションをダウンロードしてカード情報を入力するだけだ。

もちろん、今後はありとあらゆる企業がユーザの携帯電話を財布代わりに使おうとするだろう。でもこの方式は、特殊な機材をまったく必要としないぶん、有利と思われる。

モバイルからモバイルへの支払いもできる。また、買い物の都度、ポイントの計算と記録も自動的に行う。

でも、iPhoneを紛失したらどうなるのか? まず、アプリケーションにはパスワードによる保護がある。また、Web上から、自分のカードへのアクセスを削除できる。カード情報そのものは、あなたのiPhone上にはない(前述)。

MobilePay USAの収益源は、1回のトランザクション額の1%だ(店側が払う)。同社は、これはAmerican Expressが始めたことと似ている、と言っている。まあ、小額のチップだと思えばいい。

フィードバックとQ&A: 審査員: Sean Parker、James Slavet、Greg Tseng、Victoria Randsom(要旨):

VR: 顧客や店側にとって、面倒ではない?

A: ユーザには大きなインセンティブがあります。支払いは、その入り口にすぎません。ベータを開始する11月までに、もっと完全な形を作ります。今、加盟店も獲得中です。

ポイントカードも、要らなくします。カードをいっさい持たないですむとしたら、すばらしいと思いませんか?

GT: これは、すごいと思うよ。収益源は?

A: 1回の売上につき、1%をもらいます。また今後は、いろんなお得情報も用意します。

SP: 技術的にはおもしろいが、消費者がついてくるかな?

JS: どんなチームでやってるのか。

A: チームは10名です。自己資金だけですが、約10万ドルを集めました。



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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))