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ダンスパーティーをぶち壊した最悪のブス女: GoogleのYelp買収を消滅させたYahoo

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昨年12月の、GoogleによるYelpの買収の失敗には、とてもおもしろい経緯がある。当時の状況を知っている二人の情報筋によると、Yahooの対抗買い介入がこの案件を殺したのだ。

12月17日にYelpは、$550M(5億5000万ドル)でGoogleに身売りする交渉の最終段階を迎えていた。しかしそれからわずか3日後に、その話は消えた

では、その3日間に何が起きたのか? Yahooが割り込んできて、Yelpを$750M(7億5000万ドル)で買うと言ってきた…Googleの出し値より2億ドル多い。Yelpは自分のところの投資銀行を通じて、Googleの意向を聞いた。Googleは断ったが、一人の情報筋によると、Googleは実際に競合オファーがあるとは信じなかった。

ここから、話がおもしろくなる。Yelpの経営者たちはYahooの下に入ることを嫌がり、Googleのオファーを取りたがった。Yelpの取締役会は、株主の利益に最大限沿うという信認義務があるので、2億ドルも高いオファーを断ってGoogleの話をOKすることはできない。

つまり、Yelpの経営陣はYahooのオファーを拒否したい。Yelpの取締役会はGoogleのオファーを受諾できない。そこで話は凍結し、買収は生じなかった。

The New York Timesが12月21日にこの話をかなり詳しく知ったが、競合する買い手がYahooであるとは知らなかったのか、記事にその名は挙がっていない。しかもGoogle側は、競合するオファーが実際にあったのではなくて交渉の手口だと信じていた。しかし情報筋たちによると、Yahooの介入はまさしく事実だった。

Yahooがそういう対抗オファーをしたのなら、それは同社の悲しい姿を表している。Yelpの経営者たちは、Googleのオファーを取れないことを知っていながら、しかしYahooで仕事をするのは絶対に嫌だから、その巨額なオファーを蹴った。それから数か月後には、Foursquareが、Yahooの1億ドルのオファー を断るという、同様の決定をしたようだ。もうじきFacebookという巨象がこの市場を荒らしに来ると知っていながら。

このお話のいちばん悲しい部分は、それ以降Yahooの状況がさらに悪化していったことだ。それ以外、言うべきことは何も残っていない。敗者の確定…試合は終わった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))