速報:TwitterのCEO、Evan WilliamsからDick Costoloに交代―Williamsは戦略とビジョンに専念

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Twitterでは、COOのDick CostoloがCEOでファウンダーのEvan Williamsに代わって新しいCEOに就任した。このニュースはさきほどTwitter自身によって確認された。

Williamsはこの件について次のように書いている。

これほど急速に成長している組織を運営するには無数の課題を解決していかねばならない。単に大きくなるだけでは成功とはいえない。われわれの独自の企業文化を保持し、ユーザーを第一にしつつ、収益性の高い会社にすること、そして世界に良い影響を与え続けるという目的を達成することが本当の成功である。これらはいずれも簡単な目標ではない。私はTwitterがこの目的を達成するために何に集中しなければならないかをいつも考えてきた。

われわれが最近Twitterの新バージョンを公開したのもこうした目的を達成するためだ。新しいプロダクトの方向を考えることほど私にとって満足感を与えてくれる仕事はない。ものごとを創り出すのは私の情熱だ。これからどんな新しいプロダクトを開発しなければならないかを考えるほどわくわくさせる楽しい仕事はない。

これが私が今日、COOのDick CostoloにTwitterのCEO就任を依頼した理由だ。私は今後プロダクト戦略に100%専念するつもりだ。

CostoloがCOOとしてTwitterに加わったのは1年と少し前になる。CostoloはFeedBurnerのファウンダーで、2007年にGoogleがFeedBurnerを1億ドルで買収した後、しばらくGoogleに留まっていた。CostoloがTwitterに加わったのは、そういうわけで、金銭が動機ではなかった。彼はTwitterに参加した理由を「世界に影響を与えるような大きな会社になる可能性があると思ったからだ」と述べた。今やその目的に向かってTwitterを引っ張っていく機会を与えられたことになる。

COOとしてCostoloはTwitterの収益化の試みの中心にいた。Costoloは毎日のように新しい試みを実行に移してきた。また彼はTwitterに優秀な人材を集めることにも大きく貢献してきた。Williamsは新しい人材の例としてAli Rowghani、Adam Bain、Mike Abbott、Katie Stanton、Kevin Thauらを挙げている。Thau以外はすべてCostoloの就任後に入社した人々だ。

Williamsは「Costoloはすでに3回もCEOの経験があるので、新CEOへの移行が順調に進むことは間違いない」と述べだ。Twitterにとっては2度目のCEO交代となる。Williams自身がTwitterシステムの考案者Jack DorseyからCEO職を受け継いだのはちょうど2年前になる。

Twitter社によれば、Williamsの公式な肩書は「共同ファウンダー」のみになるという。今後Williamsはdプロダクト戦略と将来ビジョンの策定に専念するという。今回のバージョンアップの際、Twitter社は新プロダクトの開発は完全にWilliams主導で進められたことを明らかにした。それはもちろん事実であろうが、同時にTwitterでは新CEOへの移行も準備していたことは間違いない。

Update: Costoloのコメントが発表された。

私はEvan Williamsの下で働くのを大いに楽しんできた。彼のCEO在任中にTwitterの社員は20人から300に、登録ユーザーは300万人から1億6500万人に増加した。毎日投稿されるツイートも125万から9000万になった。Williamsはこうした成果を上げると同時にTwitterのユニークな企業文化を維持することにも成功している。プロダクト戦略と将来ビジョンに専念するという彼の決意を私は完全に尊重する。新しいTwitterがよい例だが、Evがプロダクトに専念すると驚くべき成果が得られる。私自身、CEOの職に就くことに大いに興奮している。経営を引き継ぐのにこれ以上絶好の時期は考えられない。われわれはすばらしいチームを擁しているし、数々のすばらしいプロダクトが発表を待っている。われわれは過去4年でなし得た以上の成果を来る2年で上げることができるものと信じている。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01