Geeknetがオープンソースに関する最大の情報サイトOhlohをBlack Duckに売ってコード検索と一体化へ
オープンソースソフトウェアのBlack Duck Software(RedHat、Intel Capitalなどが計$40M(4000万ドル)近くを出資)が、Ohlohを買収した。Ohlohは、オープンソースソフトとその世界の人びとに関する無料の公開ディレクトリ(目録、名簿)である。買収金額等は、公開されていない。
Ohlohは、オーナーで運営者のGeeknet(前のSourceForge)が売りに出していたもので、今回の買収によりBlack Duckの無料コード検索サイトKoders.comに組み入れられ、オープンソースソフトウェアの今後の世界的なさらなる普及に力を貸すことになる。
2006年に創られたOhlohは、オープンソースソフトウェアの無料の公開ディレクトリとしては最大と言われ、ソフトウェアデベロッパとオープンソースソフトのユーザとのコミュニティも設けている。Ohlohには25万あまりの公開コードリポジトリやプロジェクト、フォーラムなどからの情報が集まっている。
そのOhlohの全資産を取得したBlack Duckは、OhlohのWebサイトやブランド、プロジェクト情報などを、Ohlohのコミュニティのためにメンテナンスし充実強化していく、と言っている。サイトの充実強化は、数か月後に実現し、その定義と実装のためにはコミュニティと直接関わっていくと。
同社の究極の目標は、FOSSに関する知識の頼りになる情報源となり、デベロッパたちがまず第一に訪れるWebサイトになることである。
買収の詳細についてはこのFAQを見ていただきたい。
おまけ: よくできてる発表ビデオ:
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))