GoogleのCEOになってみた(Facebookで)

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Google CEOのEric Schmidtには、今日(米国時間10/10)私がFacebookで彼になりすましたことを詫びなければならない。

じっさいそれは、本当に簡単で、簡単すぎるほどだった。今日、ある読者からメールが来て、本物だが未使用のメールアカウントを使ってFacebook上で他人になりすましている者がいると知らせてくれた。

私は、Eric Schmidtの本物のメールアドレスを使い、偽のFacebookアカウントを作って試してみた。Facebookの幹部何人かでもやろうとしたのだが、使ったアドレスがすでに本物のアカウントに関連づけられていたため、うまくいかなかった。

しかし、私の持っていたSchmidtのアドレスは、どのFacebookアカウントにも結び付けられていなかった。成功した。

もちろん、偽のEric Schmidtアカウントなら、彼の本物のアドレスを使わなくても作ることができる。しかし、このアドレスを使ったことによって、Facebookはすぐに何人もの友だちを薦めてきた ― おそらく、以前このアドレスの入った連絡先をFacebookにアップロードした人たちだろう。

私はプロフィールを作り、すぐに友だちを追加し始めた。YouTubeのファウンダー、 Chad Hurleyが承認し、FacebookのVP、Elliot Schrageも続いた。

プロフィールは、さほど信用に足るものではなかったが、何人かの有名人が友だちになってプロフィールからリンクされると、次々と招待状が舞い込み始めた。

Facebookでは、メールアドレスを確認する必要がない

アカウントを作るとすぐに、私はメールアドレスを確認するよう求めらた。私はそれを無視し、代わりにメール通知の設定を全部オフにした。しかし私はその後もアカウントを使って友だちを追加し、友人リクエストを承認し、近況アップデートに「いいね!」を付け、メッセージを送受信し続けた。

時折、「他のFacebookユーザーとやりとりする前に、メールアドレスを確認する必要がある」旨のメッセージがポップアップした。しかし、殆どの行動は制限されることがなかった。

このアカウントが近々停止されることは間違いないだろう。しかし、もし私がそれほど有名でない人になりすまし、そのことをTechCrunchに書かなかったとしたらどうだろう。

なりすまされた人は、Facebookの確認メールを見るかもしれない。しかし、そもそもアカウントを作っていないのだから、リンクをクリックするより、単に無視するのが普通の行動だろう。しかし、無視することによって、私のなりすましを続けさせることになる。

これを修正する方法は簡単だ― Facebookは、ユーザーがメールアドレスを確認するまで一切何もさせるべきではない。しかし、これはアカウント作成に一手間増やすことになる、だからFacebookは確認が終る前に多くのことをさせているのだろう。

それに多くのサービスも同じことをしている。しかし、Facebookの場合、私は瞬時にしてかなり強力なソーシャルグラフを手に入れた。推薦された友人たちは全員、Ericのメールアドレスを知っている人たちであり、ご覧のとおり、彼らに私が本物のEricだと思わせるのは実に簡単だった。中には、かなり個人的なメッセージを送ってきた人もいた。

もしFacebookがこれを修正しない場合に、自分を守る簡単な方法が一つある。使っているアドレスを全部Facebookに登録することだ。古いメールアドレスで、すでに制御のきかないものは、追加の確認ができないのである程度の危険は残る。

本誌はFacebookにメールでコメントを求めた。実はElliot Schrageには、偽のSchmidtアカウントからメールしようかとも思ったのだが、それもおとなげないだろう。

PS ― さきほどLivestream CEOのMax Hoatからtips@techcrunch宛に、Schmidtにたった6人しか友人がいないとは笑える、というメールが送られてきた。本誌が記事にする時には名前を出してくれと頼まれたので、その通りにした。いかにこれが信じられやすいかを示す見本である。彼のメールを貼っておく。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)