Nick Denton

ザッカーバーグの発想は「ダークなFacebook」だった

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Facebook CEOのMark Zuckerbergは、Ben McGrathがブログ経営者Nick Dentonを紹介したNew Yorkerの人気コラムで、10回言及された。最も興味深かった場面が、ZuckerbergとDentonの二人がモントレーにあるNews Corp.の静養所で行われたパネルに参加した時の話で、それ自体どこか不吉な事実である。

「実はあの男のことは好きなんです」と彼は言う、「彼のFacebookの発想はもともとダークFacebookだったのです。そう、みんなが集まって人の悪口を言いあって盛り上がるような。どのアプローチをとるかに関して、いかに彼が寛容だったかは実に興味深い。」

「ダークFacebook」ねぇ・・・ちょっと(ゴシップサイトの)Gawkerっぽい。おそらく、最近「Mark Zuckerbergのプライバシー時代は終った」”という記事(驚いたことにZuckerbergが最近Mike Arringtonと仲良くなった事実についてではない)を発表したDenetonは、パパラッチのレンズを通してZuckerbergを襲撃することで、ウェブプライバシーの概念をメタ分析しようと考えているのだろう。いずれにせよその記事は、紛れもなくマスコミ報道の「ダーク」な道を行くものだが、30万を越えるページビューを獲得している。

「Zuckerbergはインターネットのアンジェリーナ・ジョリーなんです」、Dentonが、Zuckerbergを「およそ高潔な大義を目指していない」と非難し、特にガールフレンドを暴露したことを厳しく指摘したある批評家に答えて言った。「彼の恋人や友だちや知り合いはみんな、まるで有名人のように渦中に巻き込まれています。彼は選択する必要があるし、彼らも選択する必要がある。そして、どちらも ― 世間の目から隠れるもとも、友人関係を捨てることも ― 好ましい選択ではありません。

ユーザーたちがうるさく要求してきた「Dislike」ボタンを手に入れていたであろう「ダークFacebook」は、考えてみるには面白いコンセプトだ。またDentonはZuckerbergを、ダークに走るべきかどうかについて「寛容」であり、まるでどちらを取るべきかをコインを投げて決めたかのように評した。New Yorkerの記事で、自らを自閉症の陰に隠れていると紹介されたDentonは、Zuckerbergの率直な振る舞いを、アスペルガー症候群の症状だと説明している。

しかし、Zuckerbergのような人は、アスペルガー症候群に近い。本質的な何かが欠けていて、人間の行動に対する本能的理解ができない。だから彼は、それを説明するためのアルゴリズムを自ら作ることになったのです。

これまでに私たちは、いくつもの弱点や、全編がFacebookの「ダークサイド」とされる面に光を当てた映画を見てきたが、Dentonの逸話は、このソーシャルネットワークに一本のダークなDNA鎖が実在することを示しているのだろうか。

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(翻訳:Nob Takahashi)