[jp]ngi groupとフラクタリストが合併を発表

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ソーシャルプラットフォームやソーシャルゲーム界隈が非常に大きな盛り上がりを見せているインターネット業界だが、その流れに向かうように上場企業2社の合併が発表された。現在はインキュベーション事業に加え、ソーシャルコネクトなどソーシャル関連事業を手掛けるngi groupと連結子会社のモバイル広告やコンテンツ事業を手掛けるフラクタリストは本日合併することを発表した。

フラクタリストは2007年に名証セントレックスに上場したが、その後、当時ngi groupの子会社だったモバイル関連のngi mobileと合併することで子会社化されている(その後も上場は存続)。一方のngi groupは2006年に東証マザーズにネットエイジグループとして上場。2007年にngi groupに社名変更し、その後、ngi mobileなど複數の子会社を新設分割しているが、ngi mobile(現フラクタリスト)以外の会社はほぼ吸収合併している。

この4年ほどの間に、分割、合併を繰り返していたのは、ある意味ngi groupの企業としての混乱が見えるようだが、今回は軸足をソーシャルプラットフォームに定め、グループ間以上にシナジーを出すために両社を合併することを決意している。

フラクタリストはngi groupに吸収され、存続会社はngi groupとなる。フラクタリストの代表取締役社長の小川淳氏はngi groupの執行役副社長に就任する(ngi groupの代表執行役社長は金子陽三氏のまま)。フラクタリストの上場廃止日は12月24日を予定しており、合併は12月29日に完了する予定。

ngi groupはngi ソーシャルコネクトでソーシャルマーケティング市場に参入している(ngi groupではソーシャルグラフマーケティングと定義している)。今回の合併で、フラクタリストが手がけている広告商材との統合サービスで、その市場を拡大していこうという考えだという。フラクタリストの顧客層となる企業はいわゆるスマートフォンではないケータイ電話が主軸だが、今後はそれらの企業もスマートフォンへの展開をはじめており、マルチプラットフォームのソーシャル化を手がけていく。

ある意味、ngi group(旧ネットエイジグループ)は日本のインターネットの先導役だった。果たしてこの合併によってソーシャルマーケティングを中心とした新しいマーケットで、ngi groupが存在感を示せるかが注目される。