日本のオンライン協調デザインツール、Cacooが新機能を追加してフリーミアム化

次の記事

Google曰く、サードパーティーによるアプリケーションマーケット運営は全体の利益にかなうこと

Cacooは福岡に本拠を置くスタートアップが提供するブラウザベースのオンラインデザインツールで、2009年11月にベータ版が公開された。このサービスはワイヤフレーム、サイトマップ、フローチャート、UMLを始めとするさまざまな図を作成できるFlashを利用したサービスだが、今日、ベータテストを終了して正式運用を開始した。

Cacooが独特なのは、異なった場所にいる複数のユーザーがリアルタイムで協力しながら一つの図を作成し編集できることだ。編集している図に対する変更はオンラインで同期する。つまり作成した図をブログなりwikiなりにエンベッドしたとすると、その図に編集を加えるとリアルタイムで自動的にエンベッド先の図にもその結果が反映される。いちいち新しいファイルをアップロードする必要はない(その他、Cacooの主要な機能についてはわれわれの紹介記事参照)。

ベータ版というラベルを落としたのを機に、Cacooの開発元Nulabではフリーミアム・モデルを導入した。無料版は今後も継続して提供されるが、いくつかの制限が設けられる。ユーザーが月額$4.95(年額$49)を支払えば、作成できる図の数、共有できる人数が無制限となり、SVGを含むより多様なファイルフォーマットでエクスポートが可能になるなどの拡張機能が利用可能となる。

Cacooは、新機能(無料版、有料版ともに、複数のファイルを含むフォルダを他のユーザーと共有できるようになった)が追加されたことに加えて、英語と日本語以外の言語でも利用できるようになった。世界のユーザーたちが自らインタフェースを翻訳した結果、フランス語、スペイン語、ブラジルのポルトガル語、簡体中国語、ポーランド語版が登場した。さらに近々15ヶ国語が追加される。またAPI (OAuth、API Keyをサポートする)が公開された。

現在Cacooには世界で6万人のユーザーがいる。これに似たデザインツールにはCreatelyBalsamiq MockupsGliffyなどがある。

別のスクリーンショット(クリックすると拡大する)。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01