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IPv4のアドレスは未使用が5%未満しか残ってない–完全枯渇は2011年前半に訪れる

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Number Resource Organizationは、5つのRegional Internet RegistryRIR)を束ねている機関だが、ここが今朝(米国時間10/18)、まだどこにも割り当てられていないIPv4 (Internet Protocol version 4)のアドレスは全体の5%未満になった、と発表した。10%未満になったのが2010年の1月だったから、その後の9か月でおよそ2億のアドレスがInternet Assigned Numbers Authority(IANA)からRIRたちに割り当てられたことになる。

NROは、IPv4の最後のアドレスブロックがRIRに割り当てられるのは数か月後、と予測している。

これは、何年も前から予想されていたことでもある。というより、IPv4の枯渇が心配されたのは1980年代の終わり頃からで、そのころからインターネットの爆発的な成長が始まった。考えたことのない人がほとんどだと思うが、これは深刻な問題なのだ。

IPネットワーク上のホストは、サーバでもパソコンでもプリンタでも、必ずIPアドレスが割り当てられている。このユニークな(重複のない)識別番号によって、同じネットワーク上の他のホストたちと全域的に通信できる。

IANAはRIRにIPv4のアドレスをブロック単位で与える。それは全アドレスの1/256と言うサイズで、アドレス数にして1600万とちょっとだ。いちばん最近はアジア太平洋地区のRIRに2ブロック与えたので、残りはわずか12ブロック、それは全アドレス空間の5%に満たない。

NROの議長Axel Pawlikは、次世代のInternet ProtocolであるIPv6の時宜にかなった採用に向けて、全関係者が確実なアクションを起こすことが、差し迫って重要、と述べている。

IPv4のアドレスはサイズが32ビットだが、IPv6は128ビットなのでアドレス空間は広大だ。

NROの予想では、2010年には5つのRIRが2000以上のIPv6のアドレスブロックを割り当て、それは2009年に対し70%の増となる。これに対しIPv4のアドレスの割り当ては2010年に8%しか増加しない、という予想だ。

しかしNROの暗黙の警告によると、IPv6の展開のための適切な準備とアクションがなければ、アドレスをめぐって大きな混乱が起き、全世界的に、インターネットの費用の高騰と、安定性およびセキュリティの脅威を招くだろう。

(画像出典: Wikipedia)

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))