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Evernote、新たに$20Mを調達―“人類の記憶のグローバル・プラットフォーム”をめざす

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「記憶の増強」サービスとして多くのユーザーに愛されている Evernoteだが、ベンチャーキャピタリストにもファンが多いようだ。今朝(米国時間10/19)、Evernoteは3回目のベンチャーキャピタルからの資金調達に成功したことを発表した。しかも今回のラウンドは相当に額が大きい。

これまでの$25.5(2550万ドル) の投資に加えて、今回新たにSequoia Capitalと既存投資家は$20M(2000万ドル)を投資した。

Sequoiaのパートナーで著名なベンチャーキャピタリストのRoelof BothaがEvernoteの取締役会にオブザーバーとして参加する。

「世界の人々があらゆるものごとを記憶するのを助ける」のがキャッチフレーズのEvernoteだが、同社によればわずか2年半足らずですでに世界で500万人近いユーザーを集めているという(今年の8月の400万から急成長が続いている)。

Evernoteはデスクトップ、モバイル・ブラウザを合わせて13種類のプラットフォームで作動する(内容は打ち合わせのメモからワインのラベル、買い物リスト、その他なんでも)。

同社のCEO、Phil Libinは「資金調達の契約が完了したのでユーザーはあらゆる面での改良を期待してよい。またわれわれは新しいマーケットとチャンスにチャレンジする」とコメントした。

Libinはブログ記事でさらに率直にEvernoteの野心的な成長戦略を語った。ただしそのロードマップの詳細を明かすことは避けた。

これによってわれわれはさらに多くの機能を追加し、さらに多くのバグを修正し、さらに多くのデバイスを追加し、さらに多くの国を追加し、さらに多くのユーザー層(たとえば企業や教育機関)に対してEvernoteを不可欠なものとするべくマーケティングを行っていくことができる。われわれは今回の2000万ドルと、昨年のシリーズBのラウンドで調達したうち、まだ銀行に残っている900万ドルをすべてサービスの改良と拡張のために投入する。

Libinによれば、Evernoteは「この2ヶ月間だけで、われわれは毎日1万人以上の新たなユーザーを獲得してきた上に、ほとんどのユーザーに対して重要なソフトウェア・アップデートを実施し、10数社の企業と新たにパートナー契約を結び、日々の運営費用をまかなえるだけの収入をプレミアム版ユーザーからの会費によって得られるまでになった」という。

ブログでは続けて次のように述べている。「Evernoteはこれまでユーザーがすべてを記憶するのを助けるひとつの解決法を提供してきた。しかし今後われわれはこのサービスを人類の記憶を拡張するグローバルなプラットフォームにまで高めていくことを目指す。われわれの目標は、世界の人々が信頼する永続的かつ普遍的な生涯を通じての記憶保管の場所になることだ」。

私が今まで聞いたなかでもっとも遠大な野心だが、Evernoteにはそれを支援する熱烈なファンが大勢いる。

今回のEvernoteのラウンドCの$20M(2000万ドル)のラウンドへの参加者は、Sequoia Capital、 Morgenthaler VenturesTroika DialogDoCoMo Capitalの4社だ。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01