Salesforce、日本法人を100%子会社化―1億7000万ドルで株式をVCから買い戻す

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CRMと企業向けクラウドサービスの大手、Salesforce.comはアメリカのベンチャーキャピタル、SunBridge他の株主から日本法人、Salesforce Japanの株式を$170M(1億7000万ドル)で取得した。日本法人は2000年にSalesforceとSunBridgeのジョイントベンチャーとして創立された。以来、Salesforceは過半数(73%)の株式を保有してきたが、今回、 少数株主の保有する全株式を買収した。Salesforceでは「この買収に伴いジョイントベンチャー契約は破棄された」としている。

この決定に至った背景は財政的なものとみられる。Salesforceは日本はアジア太平地区最大の売上を記録していると発表しており、Salesforceが日本のクラウド・コンピューティングとインテグレーション・サービス市場での急成長から最大の利益を得るためにはSalesforceJapanの所有権を完全に取得することが必要と判断したのだろう。2010年の上半期、アジア太平洋地区の売上は全体の14%を占めた。これは2009年の同時期に比べて11%の伸びだった。

数週間前、Salesforceは日本での顧客の急増に対応するため、新たなデータセンターを東京地区に建設すると発表している。Salesforceは日本を重要なマーケットと位置づけており、日本の大手メーカー、富士通、キヤノンとの提携に成功している。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01