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[jp]イー・モバイルは42Mbpsのデータ通信サービスを開始へ――Android端末の投入も発表

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イー・モバイルは兼ねてから発表されていたが、現在の周波数帯域を2つ使って通信速度を高速からする技術DC-HSDPAを使って下り最大42Mbpsのデータ通信サービス「EMOBILE G4」を11月19日からスタートさせると本日発表した。合わせてUSBで接続するEMOBILE G4対応のデータ通信端末D41HWも発売する。

ケータイ電話キャリアの40Mbpsのデータ通信サービスをとしては、年内にドコモが計画しているLTEサービス、Xi(クロッシィ)があるが、それに先駆けて開始することとなる。

実測デモでは下り速度40Mbpsを出していて、実際のフィールドテストでも現在混雑しているエリアなどでは、たとえば東京の新宿3丁目付近で19.3Mbps、秋葉原駅ホーム付近では12.0Mbpsと、現在イー・モバイルが提供している下り最大21Mbpsの通信サービスの実測値よりも1.5〜2倍程度の通信速度が出ているという(この2地域の場合、21Mbpsサービスではそれぞれ12.0Mbpsと8.3Mbpsなので1.5倍程度)。

EMOBILE G4の料金は現行の下り最大21Mbsの料金プランと同じで(たとえば2年契約のプランで月額4,480円から)、このEMOBILE G4の登場によって、既存の21Mbpsのサービスは終了し、既存ユーザーはEMOBILE G4のサービスに移行することになる(ただし、通信速度を変えるためには新しいデータ端末が必要)。

サービスの開始は関東、東海、関西、北海道、九州の主要31都市からスタートし、今年度中に日本に人口カバー率40から50パーセントを目指すとしている。

ただ、通信速度よりも、本当に困っているのは、ポケットWiFiなどの人気によって、実際に繋がりにくい状況が多くなってきていることだろう。取材会場などでせっかく持参したイー・モバイルの通信環境がつながらないなんてことはよくある話だ。

この点については昨年新たに割り当てられた周波数帯向けに設備投資をしているため、この42Mbpsサービスだけでなく、既存のユーザーについてもつながりにくい状況が解消されるのではないかとイー・モバイル側では語っている。そのあたりは期待したいところだ。

これとは別にイー・モバイルは、2年ぶりとなるスマートフォン端末の投入も発表している。この冬登場予定の端末は、Androidを搭載したHTC Ariaで、すでに北米やヨーロッパなど20カ国以上ですでに投入されているものだ。発売時期や価格については明らかにされなかったが、「年内には頑張りたい」としながらも発売時期については未定としている(発売は来年の可能性もある)。