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Box.net、無料の個人用プランを含む全プランでクラウドストレージの大容量化を実現

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クラウド上でストレージおよび共有サービスを展開しているBox.netが、無料利用者と有料利用者の双方に対する大幅な容量アップをスタートした。「Personal」、「Business」、および「Enterprise」と3種類用意しているアカウントタイプのすべてを対象とするものだ。

無料で利用できる「Personal」は、5GBのウェブストレージを使えることとなった。「Business」については利用者数に応じて容量を増やしていくのではなく(これまでは1利用者毎に15GBを利用することができた)、契約時に500GBの容量が与えられることとなった。これは「Business」種別で利用している人が平均で利用しているデータ容量の3倍ということになる。そして「Enterprise」のディスク容量制限は撤廃された。Box.netのCEOであるAaron Levie曰く、「Enterprise」利用者はクラウド上でテラバイトオーダーのデータを扱えることとなった(「Enterprise」の利用料金は1ヶ月に1人あたり$35となっている)。

こうしたサービス拡張に先立、Boxは2つの大規模データセンタを構築し、SAS 70 Type IIの認証を受けている。Boxによれば現在、Hawaiian Airlines、T-Mobile、およびABC Newsなど60,000社がBox.netをデータリポジトリとして利用しているそうだ。Levie曰く、将来的には個人であれビジネス用途であれ、ストレージ容量に悩むことを無くしてしまいたいのだとのこと。そうした将来に向けてBoxは「Infinite Cloud」の実現を目指しているのだとのことだ。

Boxは今年に入ってから$15M(1500万ドル)の資金を新たに追加調達している。Microsoft Sharepointなどの競合がある中で、順調に成長を続けていると言えそうだ。サービス開始は2005年で、現在の利用者は400万を超えている。また数十万の企業がBoxのアプリケーションを利用しているとのこと。昨年は収益は500%アップとなり、今年もOprah Winfrey Network、Volvo、およびNokia Siemensなどに採用されて売上の向上が見込まれている。

また昨年来はファイルの同期機能Androidアプリケーションの提供、さらにはHTML5による機能実装など、機能やプロダクトの強化を矢継ぎ早に行なっている。

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(翻訳:Maeda, H)