デスクトップアプリの使われ方をGoogle Analyticsのように分析するDeskMetrics

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Webアプリケーションやクラウドがコンピューティングの新時代を切り開く、という説が昨今はにぎやかだが、でも今後も当分のあいだは、デスクトップのソフトウェアに大々的に依存する人のほうが多いだろう。しかもオペレーティングシステムが自前のアプリケーションストアを開店することが流行、とあってはなおさらだ。デスクトップアプリケーションはパフォーマンスやユーザ体験の点では有利だが、ある意味ではWebアプリケーションのほうがデベロッパにとっては便利だ。ユーザが自分のアプリケーションをどのように使っているのかが分かり、バージョンアップなどの参考になるからだ。

そこで、DeskMetricsの登場。このブラジルのスタートアップは、今日(米国時間10/29)一般公開で立ち上がり、デスクトップアプリケーションがどのように使われているかを、個々のクリックに至るまで追跡し分析するためのツールセットを提供する。デベロッパには、ユーザが今どのボタンをクリックしたか、ユーザ登録のところでまごついているか、などなどが分かる。いずれも、Webデベロッパたちが長年やっていることだが。

DeskMetricsを使うためには、特殊なネイティブな部位をアプリケーションに組み込む。そしてその部位が、ユーザによるアプリケーションのインストール、実行、クリックなどの各種動作、そしてなんと、アンインストールまでも検知する。デベロッパはDeskMetricsのWebインタフェイスからそれらのデータを追い、データはリアルタイムで更新されるだけでなく、位置情報が付くから、今世界のどこでアプリケーションが使われているかが分かる。

DeskMetricsは、この問題に挑戦した最初の企業ではない。ファウンダのBernardo Portoによれば、競合相手としてEqatecや、PreEmptive SolutionsのRuntime Intelligenceがある。しかしDeskMetricsは、いくつかの点でそれらとの差別化を図っている。まず、DeskMetricsはサポートしているプログラミング言語が多い(C、C++、Delphi、Visual Basic、.NET(C#))。競合製品は、.NETしかサポートしていないそうだ。また、データをリアルタイムで返すのはDeskMetricsだけだ。

価格は、調査するアプリケーションの数と利用回数によって異なる。最低基本料金の月額49ドルでは、一つのアプリケーションに対し2万回の追跡セッションができる。最高額の月額669ドルでは、10種のアプリケーションと100万回のセッションだ(この2つのプランのあいだに中間的なプランがいくつかある)。

でも、こういう場合、リアルタイムにこだわる意味があるのだろうか? Web上でリアルタイムで問題を発見しても、デベロッパはすぐには対応できない。でも同社は、OpenCandyの協同ファウンダChester Ngからお墨付きをもらっていて、そのChesterによると、それは実はOpenCandyが前から解決したかった問題と関係がある(同社はデスクトップソフトウェア用のアドオンを提供している)。その問題は、DeskMetricsによって初めて解決可能になるのだそうだ。



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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))