Google再度反撃―GmailユーザーにFacebookの閉鎖性を強くアピール

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読者もすでによくご承知かと思うが、Googleは最近Gmailの連絡相手をFacebookがAPIを使ってダウンロードするのを禁止した。これに対してFacebookはかいくぐってダウンロードする方法を編み出した。するとGoogleは「Facebookの対応に失望している」と述べた。Facebook Platformのエンジニア、Mike VernalはTechCrunch記事のコメント欄でこれに反論して、Facebookの政策は「一貫している」と主張し、取っ組み合いの喧嘩が続いている。

そしてこの争いは全然終わる気配がない。

ユーザーがFacebookにインポートするために、Gmailの連絡相手情報(メールアドレス)をダウンロードしようとすると、以下のような注意画面が表示される(Digitizorが最初に発見)。

クリックすると拡大されるが、下に全文を載せた(こちらは原文)。

連絡相手情報が別のサービスに閉じ込められようとしています

ちょっと待ってください。いったん溜め込んだユーザー情報を絶対に吐き出そうとしないサービスに自分の連絡相手情報を本当に送り込んでよいのですか?

これは決してどうでもよい些細な話ではありません。このページが表示されたのは、あなたが連絡相手のデータをエクスポートしようとしている相手が、ユーザー情報、ことにユーザーの友達情報をエクスポートさせず、事実上自分だけで独占しようとするサービスだからです。 あなたがひとたびデータを送り込んでしまえば、もうそれを取り出して他のサービスで使うことはできません。Googleではユーザーの皆さんにこの重要な事実を正しく認識してもらう必要があると考えました。ただし、われわれはこの「データ保護主義」的政策に強く反対するものですが、選択するのはあなたです。結局のところ、あなたのデータはあなたがコントロールするしかありません。

もちろん、Googleの連絡相手情報はエクスポート機能により、自由にダウンロードすることができます。

この告知はユーザーの皆さんのGoogleの連絡相手の利益を守る一助として掲載されています。

[_] 私はデータ保護主義に反対します。(Googleはあなたの名前やメールアドレスを記録したり表示したりすることはありません)。

[_] 私はエクスポートを実行します。私はこのデータを別のサービスにインポートした場合、そのデータを再びエクスポートできないかもしれないことを認識しています。

上記オプションの片方または両方にチェック入れてください。(またはキャンセルして戻る)

うへー。これは強烈だ。

Googleはこの上なくはっきりと、「ひとたび連絡相手情報をFacebookにエクスポートするとその中に閉じ込められてしまい、再び外へ持ち出すことはできない」と警告している。ユーザーは正式にこのデータ保護主義抗議を申し立てることができる(抗議がどこへ向けられるのかは示されていないが)。

ちなみに、Googleはユーザーがそう望めば連絡相手データをエクスポートすることを許可している。Googleにとっては残念だろうが、多くのFacebookユーザーは警告文を読みもせず、Googleの言い分を何も理解しないままにデータをエクスポートしてしまうに違いない。

〔日本版注:Arrington編集長が今朝この問題に関連して「Facebookよ、手遅れにならないうちにユーザーデータをユーザーの手に戻せ」という記事を書いている。〕

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01