Google、HTML5を使ったiBooks風ウェブ技術解説書をリリース

次の記事

IABレポート:米国オンライン広告売上、第3四半期は$6.4Bを達成して「過去最高」を記録

Chrome発表のときにコミックブックをリリースしたように、Googleがブラウザとウェブについての説明を行うオリジナルの解説書をリリースした。書籍のタイトルは「20 Things I Learned About Browsers & The Web」というもので、子供向け絵本のような体裁だ。内容はウェブ技術に関するものだが、この書籍自体もウェブ技術を表現するものとなっている。すなわち全体がHTML5により作成されているのだ。非常によくできていると言って良い。

外見はAppleがiPad用に制作したプラットフォームであるiBookにも似ている。目次ページでクリックすると該当のページにジャンプすることができるというのは当たり前の話。ページの端にマウスを合わせるとページがめくれて表示される機能も備えている(めくれた部分をクリックするとページを捲ることができる)。先にも記したが、こうした機能のすべてがHTML5を使って実装されているというのが面白いところだ。

しおり機能も搭載していて、これは共有ボタンとしても使えるようになっている。しおりエリア(訳注:左側のページの赤い部分)にマウスを持って行くとしおりがドロップダウン表示され、さらにそこにFacebook、Twitter、ないしBuzzで共有するためのボタンも表示される。書籍の各ページは異なるURLを持つようになっているので、本全体ではなく特定のページを共有することができるようになっているのだ。もちろん、各ページが独立したURLを持つからといって、ページ移動中にページの再読込が発生することもない。閲覧時の感覚としては、あくまでも一冊の本を読んでいるかのように感じられる。同じことの繰り返しになるが、やはり非常によくできていると思う。

Googleがリリースしたものなので当然だが、ページ内の単語を検索することもできる。さらに「電気を消す」(turn down the lights)機能も備わっている(訳注:ページ右下に電球アイコンで表示されている)。灯りを消すとページコンテンツ以外の部分を薄暗く表示することができる。ちなみにHTML5によって実装されているため、書籍をいったんロードすれば後はオフラインでも閲覧することができる(もちろんHTML5対応のブラウザを利用しているのが必要条件だ)。

本書のイラストはChristoph Niemannが担当している。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)