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[jp] FlutterScapeが真のソーシャルコマースを目指してサイトをリニューアル

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Twitter、「返信」で行われた会話の一覧表示機能を実装

現役の大学生がスタートアップして始めたサービスFlutterScapeを紹介したのは今年の3月。「海外から見た日本はおもしろい!」というコンセプトのもと、日本の何気ない日常商品やアニメグッズなどを海外に向けて販売するサービスを立ち上げ、順調にサービスを拡大。

開始当初500人ほどだったセラーは3倍の1500人、バイヤーは5万人にまで増えた。サイトの詳細については以前の記事を参照頂きたい。(ちなみにCEOの柿山丈博氏は今年3月で無事大学を卒業したそう!)

5月にはそれまで起業支援を受けていたネットプライスから独立、現在はネットプライスをはじめオークファン、デジタルガレージなどの資金調達を受けながらサービスの改良をつづけ、9月にシンガポールでおこなわれたAccelerate 2010(現地の主要テレコムSingTelが主催)ではセカイカメラやTwitCastingなどと並び、アジアの主要スタートアップトップ10に選ばれるなど、海外からの評価も高い。

FlutterScapeの特徴は商品を販売するときのコミュニケーションやソーシャル性を取り入れようとしているところだ。10月から始まった彼らのリニューアル作業はここにきて一段落したようで、初期のころになかったいくつかの機能が追加されている。

まず、ログインしたときに追加されたウォール、タイムラインの改良が大きな変化だろう。以前マイページとして自分のステータスが中心だった場所に大きくユーザー同士の会話が流れるようになっている。通常コマースサイトであれば商品の検索窓や大量のバナー、カテゴリに分けられたリンクテキストがずらりと並ぶところにウォールを設置し、ソーシャルの力を利用したレコメンデーションをおこなっている。

もちろん、彼らもカテゴリなどの最低限の商品検索は備えている。しかし、ソーシャルなタイムライン上で交わされる会話やユーザーの驚きの声はその商品への興味に繫がる。昨今爆発している共同購入もTwitterのタイムラインに流れる驚きの声が初期の導線となったことは、利用経験のあるユーザーであれば体験しているかもしれない。

実際、CEOの柿山氏も「購入されたカスタマーの半数以上が、『買ったよ!』とか『商品届いたありがとう!』とコメントを残してくれるので、それを見た他のカスタマーが同じものを購入するケースも出てる」と語るように、このソーシャルレコメンデーションは今後期待できる導線になるだろう。

もうひとつ追加された機能がリクエストだ。ここに並ぶ商品は栄養ドリンクからアニメグッズまでなんでもアリだが、ただひとつ「日本で売っていて、海外のユーザーが欲しいもの」という大きなくくりが存在する。リクエストは端的に買いたい人(海外の方)がそれを直接リクエストしてくる場所として設置されている。セラーはそのリクエストに応えられる場合はその商品を仕入れて販売することができる。海を越えたお使いをしてくるようなイメージになってちょっと楽しい。

また、今後大きな追加機能としてユーザー同士のフォローや日本語化も進めているそうだ。特にユーザー同士のフォローが実現すれば、さらにお買い物のイベント性が増すだろう。「ソーシャル時代の販売は自分の好きなものを好きな人に売ること」と語る柿山氏。この成長の先に彼らの目指す真のソーシャルコマースの姿が見えてくるかもしれない。