ダース・ヴェーダーが"日本にiPhoneはない"と言うが実は大量にある, というお話

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2008年には、iPhoneは日本ではこけるという説が多かったよね。ある調査は、日本人の91%はこの製品を買わない、と言っていた。2009年になるとついに、’こける’は’すでにこけた’に変わった。日本人はこの製品が”嫌いである“、という記事まで現れた。それから、おかしなことが起きた。iPhoneこける説が突然姿を消した。そしてそれも当然。iPhoneは日本で大成功したのだ。

合衆国の場合と同じく、iPhoneは日本のモバイル状況を変えつつある。二つの、象徴的な記事がある。ひとつは日本の”iPhoneブーム“について書き、日本のiPhoneアプリケーションの大きな市場をデベロッパたちが奪い合っていると書いている。もう一つは、日本の最大のモバイルキャリアであるNTT DoCoMoのマーケティングが、明確にiPhone対抗姿勢に変わってきたと述べている(日本ではNTTのライバルのSoftbankがiPhoneを売っている)。そのマーケティングには、なんと、Darth Vader(ダース・ヴェーダー)が登場する。

ヴェーダーを’起用’したことは、なかなかおもしろい。彼はコマーシャルの中で手を横に振りながら”there is no iPhone”(iPhoneはない)と言う。

しかし、iPhoneはある。初期の悲観論とは逆に、日本のiPhoneは大成功だ。今年の初めに日本に数週間いたが、当時はiPhoneをあまり多く見かけなかった。というか、スマートフォンを持ってる人が少ない。ほとんどの人が、同じ折りたたみ式携帯電話を使ってるように見えた。それが今では、急速に変わりつつあるのだろう。

The Wall Street JournalのJapan Realtimeブログには:

iPhoneは日本のスマートフォン市場の2/3を占める。製品や企業のイメージが重視される日本では、DoCoMoは苦戦するだろう。日本の若者の多くが、iPhoneを、なくてはならない重要なアクセサリと見なすようになっているのだ。

日本ではiPhoneはあまり見なかったが、iPodは多かった。iPodを持ってる人はものすごく多い。ほとんどの人が持ってる、という感じ。だから、iPhoneもそれぐらい普及すると考えておかしくない。タッチスクリーンで文字を入力するのが障害、という説も初期にはあったが、それも今は多くの人が慣れつつある。

Yahooの記事には:

通勤電車の中や、都市のカフェの中などでは、周りの人たちほぼ全員がiPhoneのスクリーンをたたいている。日本人が国産でない技術製品をこれほど愛するのは、とても珍しい。

日本では、Androidはまったく見かけなかった。店頭の広告すらない(iPhoneの広告は多かった)。でも、それも今は変わりつつあるのだろう。ダース・ヴェーダーがイメージキャラクターとして起用されているのはSamsungのGalaxy S、つまりAndroid製品だ。発売直後の売れ行きはすごく良かったらしい

では、日本のAndroidは、合衆国と同じやり方でやはり成功するだろうか? 合衆国でAndroidが成功したのは、多くのキャリアが多くの機種を市場に提供したからだ。とくに大きかったのが、最大のキャリアVerizonのマーケティング力だ。そしてNTT DoCoMoは、日本で最大のキャリアだ。十分な”フォース”を持ってると思うが。

Apple帝国の、逆襲が始まるかな?

おまけ: ダース・ヴェーダーがiPhone 4のアンテナ問題でAppleに電話をする[ビデオ]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))